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ATに劇的展開!! アウェーゴール2発の横浜FM、敵地で鹿島に先勝

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横浜F・マリノスが敵地で鹿島アントラーズに先勝

[10.10 ルヴァン杯準決勝第1戦 鹿島1-2横浜FM カシマ]

 ルヴァン杯は10日、準決勝第1戦を行い、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ横浜F・マリノスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半32分にMF天野純の直接FK弾で横浜FMが先制するが、同アディショナルタイムにDF犬飼智也がネットを揺らして試合は振り出しに。しかし、90+5分にFWウーゴ・ヴィエイラが決勝点を奪い、横浜FMが2-1の勝利を収めた。運命の第2戦は14日にニッパツ三ツ沢球技場で行われる。

 前半3分にゴールを脅かしたのアウェーの横浜FMだった。左サイドでFKの好機を得ると、DF山中亮輔が強烈な左足シュートで直接狙うも、勢いよく飛び出したボールはゴールポストに弾かれてしまう。一方の鹿島も同19分に決定機を創出。DF内田篤人のスルーパスからPA内に侵入したMF土居聖真が滑り込みながら右足で合わせたが、GK飯倉大樹の脇を抜けたシュートはポストを叩いてしまった。

 すると前半32分、FWセルジーニョとのパス交換からPA内に運んだMF中村充孝がDFチアゴ・マルチンスのファウルを誘って、鹿島がPKを獲得。先制の絶好機を迎えたものの、キッカーを務めた土居が蹴り出したシュートはクロスバーを叩き、ネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えても、両チームともにゴールに迫る場面を創出しながらも相手の粘り強い守備に遭ってスコアを動かせずに試合が進む。すると同17分に鹿島をアクシデントが襲い、接触して足を痛めた中村がピッチ上に座り込み、FW金森健志との交代を余儀なくされた。

 後半28分には左サイドから切れ込んだFW仲川輝人とスイッチしてPA右に侵入したウーゴ・ヴィエイラが好機を迎えるも、シュートは体を投げ出したDF安西幸輝にブロックされてしまう。しかし同32分、横浜FMがゴール前でFKのチャンスを得ると、キッカーを務めたMF天野純が左足から蹴り出したシュートが直接ネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 その後は1点のビハインドを背負った鹿島が反撃に出ると、後半アディショナルタイムにMF永木亮太が蹴り出したCKを犬飼が打点の高いヘディングシュートで叩き込み、鹿島が土壇場で同点に追い付く。だが、試合はこのまま終わらない。試合終了までわずかとなった90+5分、山中が蹴り出した弾道の低いFKがゴールを襲うと、GK曽ヶ端準が弾いたボールをウーゴ・ヴィエイラが蹴り込み、横浜FMが2-1の勝利を収めた。

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