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若手躍動のG大阪が首位浮上!“磐田キラー”先制点、田中達也の初弾などで磐田撃破

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MF田中達也が移籍後初ゴール

[4.24 ルヴァン杯GL第4節 G大阪4-1磐田 パナスタ]

 ルヴァン杯は24日、グループリーグ第4節を行った。パナソニックスタジアム吹田ではD組のガンバ大阪ジュビロ磐田が対戦。前後半に2点ずつ奪ったG大阪が4-1で快勝した。

 G大阪は、20日のJ1第8節・大分戦(1-1)からDF菅沼駿哉とMF田中達也を除く9人を変更。来季加入内定のDF黒川圭介(関西大)、J3で6戦6発のFW食野亮太郎が今季初出場となった。対する2勝で首位に立つ磐田は、20日の名古屋戦(0-1)からFWロドリゲスを除く10人を変更。前節・松本戦(3-1)で2ゴールのFW中山仁斗らを起用した。

 試合が動いたのは前半10分だった。G大阪は右サイドのハーフェーライン付近で食野がファウルを受けると、MF小野瀬康介が素早く前線へスルーパスを送る。これで抜け出したFWファン・ウィジョがGK志村滉をかわし、無人のゴールに流し込んだ。

 昨年、出場した磐田戦すべてでゴールを決めていた“磐田キラー”のゴールで先制したG大阪は、前半12分に追加点。MF矢島慎也の浮き球パスで左サイドを抜け出した田中がPA左で冷静に相手をかわし、左足シュートを放つ。これが移籍後初ゴールとなり、2-0とリードを広げた。

 劣勢の磐田は、MF針谷岳晃が鋭いミドルシュートを放つなど、G大阪ゴールに迫るが得点を奪えず。前半37分に早くもベンチが動き、MFムサエフに代えてMF上原力也をピッチに送り込む。だが、後半もG大阪に主導権を握られ、なかなかシュートまで持ち込めず、14分には中山に代えてFW小川航基を投入した。

 すると、磐田は後半16分、左CKのクリアボールを拾った味方が後方に落とし、PA右手前から上原が右足を一閃。これがゴール左に突き刺さり、1-2と1点を返した。これで勢いづく磐田は攻守が噛み合い、26分にはロドリゲスが縦に仕掛けてPA右手前の絶好の位置でFKを獲得。針谷が右足で狙い澄ましたシュートを放つが、わずかに落ち切らずクロスバー上に外れた。

 磐田がいい時間帯で得点できずにいると、G大阪がカウンターから追加点を挙げる。後半34分、途中出場のFW中村敬斗がボールを運び、中央の食野へスルーパス。食野はGK志村の位置をしっかり確認し、冷静に左足ループシュートを沈め、3-1と再びリードを2点差とした。

 さらにG大阪は後半アディショナルタイム2分、左サイドでパスを受けた途中出場の中村がPA右から右足シュートをねじ込み、4-1。若い選手が躍動したG大阪がルヴァン杯3試合負けなし(2勝1分)とし、首位に浮上した。なお、第5節は5月8日に行われ、G大阪はホームで清水、磐田もホームで松本と対戦する。

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