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VARでゴール取り消し…当事者は納得「入っていない」「VARになった瞬間に…」

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場内ではVAR判定を行うことが知らされた

[9.4 ルヴァン杯準々決勝第1戦 G大阪1-0FC東京 パナスタ]

 日本国内で行われる公式戦で初めて導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって、ゴールとされた判定が取り消された事象が発生したが、当事者たちはいずれも判定に納得しているようだ。

 ゴールが取り消されたのは後半6分、ガンバ大阪のMF高江麗央がエリア手前からDF一人を外して右足を振り抜いた場面。GK林彰洋の手を弾いたシュートはライン上でキャッチされたが、一旦はゴールと判定された。

 しかしただちに山本雄大主審はVARの要求により再確認を実施。ピッチ脇のモニターで映像を確認し、ゴールの取り消しを行った。

 この場面について、林は「僕的には入っていないと思った。VARが入っているし、そこに委ねればいいかなと思っていた」と振り返る。ただ、自身が弾き損ねたミスから際どい場面になってしまったこともあり、「VARがあるからと言って、リスキーなプレーをしていいわけではない」と猛省した。

 プロ3年目、トップチームでの初ゴールが幻に終わった高江も「VARになった瞬間にこれは入ってないなと思った。持ってなかったなと思います」と苦笑い。ただVARで正しい判定がされたこと自体については、「これからVARに助けられることも出てくると思う」と歓迎していた。

 また得点が取り消された立場の宮本恒靖監督も「端的に良かったと思う。みんなにとってモヤモヤしたものが残らない判定を下してくれた」と受け入れていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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