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脇坂、川崎Fに勝利呼ぶ等々力初ゴール「絶対に大事だと思っていた」

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カウンターから鮮やかにゴールを陥れたMF脇坂泰斗

[9.4 ルヴァン杯準々決勝第1戦 川崎F2-0名古屋 等々力]

 川崎フロンターレはプライムステージから今季のルヴァン杯に登場し、準々決勝第1戦を勝利を飾った。C大阪戦(●1-2)から中2日でターンオーバーを図り、スタメン7人を変更。直近のリーグ戦は出場機会が減少していたMF脇坂泰斗も4-4-2の右サイドハーフで先発し、躍動した。

 1-0で迎えた後半16分だった。相手のCKの流れからカウンターを発動すると、ドリブルで駆け上がったFWレアンドロ・ダミアンがスルーパス。「欲しかったタイミングだった。宮原選手の裏が空いていた」と、背後に抜け出した脇坂はGKとの1対1を冷静に制し、右足シュートをニア上に突き刺した。

 チームはリーグ戦6試合未勝利。勝ち切れない試合が続いていただけに、「2点目は絶対に大事だと思っていた」と力を込めた。「トーナメントのホーム&アウェーは点差も必要。意味のある追加点だったと思うし、きつい時間帯にカウンターでしっかり相手より走って点を取れて良かったです」。

 脇坂にとってはホーム等々力初ゴール。チームはそのまま2-0で逃げ切り、アドバンテージを持って8日の第2戦に進む。「厳しい戦いになると思いますが、今日のような締まったゲームをして、勝って次に進みたい」と意気込みを語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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