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筑波大MF三笘薫が川崎Fデビュー「もっと成長しないといけないと感じた」

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[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(合計2-4)川崎F パロ瑞穂]

 川崎フロンターレへの入団が内定し、特別指定選手として参加しているMF三笘薫(筑波大)が公式戦デビューを飾った。今月4日に行ったホームでの名古屋との第1戦ではベンチ入りしたものの、出番なし。だが敵地で行った第2戦の後半41分にMF阿部浩之との交代でピッチを踏んだ。

 しかしチームは三笘の出場から3分後の後半44分に同点弾を献上。第1戦のアドバンテージを生かして勝ち上がりこそ決めたが、三笘も「引き分けに持ち込まれたのは僕が出場してからだった。もっと出来ることがあったのかなと思います」と振り返る、ほろ苦いデビュー戦になってしまった。

 筑波大が総理大臣杯の2回戦で敗れたことで日程的にクラブへの参加が可能となり、巡ってきたチャンスだった。一足早く感じることが出来たプロの舞台。「来年からプロでやっていくということで、もっともっと成長しないといけないと感じた」と成長への糧にしていくつもりだ。

 今後は来週末から始まる関東大学リーグ戦を戦うために筑波大に戻ることになるという。ただ「人数が足りなければ呼ばれるチャンスはあると思うので、しっかりと準備していきたい」と意識も十分に持ってプレーしていきたいとも話す。

「フロンターレの選手がこれだけレベルの高いプレーをしている中で、遅れているというのは自覚している。大学4年生の段階でこういうプレーヤーになると思っていたところとも遅れているので、もっともっと上げて行かないといけないと思います」

(取材・文 児玉幸洋)
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