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値千金のアウェーゴール奪取!! C大阪FW山田寛人「決められて良かった」

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セレッソ大阪FW山田寛人

[10.6 ルヴァン杯準決勝第1戦 浦和 1-1 C大阪 埼玉]

 チャンスをゴールに結び付けられない場面もあった。しかし、すぐさま前を向いたセレッソ大阪FW山田寛人は貴重なアウェーゴールを奪い、1-1の引き分けに持ち込む立役者となった。

 序盤から浦和にボールを保持されると、前半12分にFWキャスパー・ユンカーに先制点を叩き込まれてしまう。「入りを気にしていただけに、失点がもったいなかった」。その後もペースを握られたものの、徐々に流れを引き寄せる。

 そして、ゴールに迫ったのが山田だ。まずは前半39分、PA内でボールを受けると、対面したDF槙野智章の股を鮮やかに抜いて右足のシュート。枠を捉えたものの、GK鈴木彩艶のファインセーブに阻まれてしまう。さらに後半11分には、MF乾貴士のラストパスをボレーで合わせるが、ボールはクロスバーを叩いてしまった。

 しかし後半21分、右サイドからMF坂元達裕から送られたグラウンダーのクロスを押し込み、値千金の同点ゴールを記録。「外したところもあったけど、次、チャンスが来ると思っていた。決められて良かった」と白い歯を見せた。

 山田のシュートだけでなく、この日はFW加藤陸次樹のシュートが2度クロスバーに嫌われてしまった。「2人でバーに当てまくってしまった。全部入れば楽な試合になったと思うけど、引き分けで第2戦に迎えて良かった」。気を引き締め直し、10日にホームで行われる第2戦へと向かう。

(取材・文 折戸岳彦)
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