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田中達也の移籍後初ゴールで福岡が今季公式戦初勝利!! FC東京、昌平高2年MF荒井悠汰がデビュー

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決勝点を奪ったアビスパ福岡MF田中達也

[3.2 ルヴァン杯GL第2節 福岡 1-0 FC東京 ベススタ]

 YBCルヴァンカップ2022は2日、グループリーグ第2節を開催し、グループDではアビスパ福岡FC東京が対戦。前半22分にMF田中達也のゴールで先制した福岡が逃げ切り、1-0の完封勝利で今季公式戦初白星を獲得した。

 選手を含めたチーム関係者の複数名が新型コロナウイルス検査で陽性判定を受け、2月20日から26日までチーム活動を停止していたFC東京は、2月18日のJ1リーグ第1節川崎F戦(●0-1)以来となる公式戦となった。

 立ち上がりから積極性を示したFC東京は開始1分までにFW山下敬大、FW紺野和也がフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。しかし、試合を動かしたのはホームの福岡だった。前半22分、左サイドからDF輪湖直樹が送ったクロスに走り込んだ田中がトラップで落ち着けると、右足で蹴り込んでスコアを1-0とした。

 田中の加入後初得点で先制を許したFC東京は前半35分、DF小川諒也が鋭い直接FKでゴールを脅かしたものの、ボールはクロスバーを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 1-0とFC東京がリードしたまま後半を迎えると、FC東京は、23年シーズンの新加入内定が発表されている2種登録のMF荒井悠汰(昌平高2年)をピッチへと送り込んだ。

 後半6分には福岡に追加点のチャンスが訪れるが、FWフアンマ・デルガドのパスからPA内に侵入したMF杉本太郎のシュートは右ポストを叩いてしまった。

 後半31分にはFC東京をアクシデントが襲い、負傷したMF青木拓矢がプレー続行不可能と判断され、MF梶浦勇輝との交代を余儀なくされた。その後、同点に追い付こうとするFC東京が攻勢をかけるが、最後までゴールをこじ開けられず。逃げ切った福岡が1-0の完封勝利を収めた。

 第3節は3月26日に行われ、福岡は磐田のホームに乗り込み、FC東京は湘南をホームに迎える。

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