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前半の連続負傷交代アクシデントを緊急出場の2人が救う!ルーキー満田誠プロ初弾&J・サントス弾で広島連勝、名古屋撃破

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[3.2 ルヴァンカップB組 広島2-0名古屋 Eスタ]

 サンフレッチェ広島がホームで名古屋グランパスに2-0で勝利した。リーグ戦は2戦2引き分けの広島だが、ルヴァン杯は好調で2連勝。対する名古屋は今大会1分1敗となった。

 初戦で3得点快勝した広島と、昨年度王者の名古屋の対戦。リーグ戦から中3日の広島はMF東俊希やMF川村拓夢ら若手が先発。1週間ぶりの試合となる名古屋も高卒ルーキーのMF甲田英將が初先発を飾るなど、お互いにフレッシュな陣容となった。

 名古屋は右サイドに入った甲田が独特のリズムからチャンスメークを図るが、なかなか突破口を見いだせない。前半39分には右CKのこぼれ球を甲田が狙ったが、シュートは右ポストを直撃。ビッグチャンスを逃す。

 一方の広島は、前半24分に東が着地の際に右足を痛めて負傷交代。同33分にはFWドウグラス・ヴィエイラが脳震盪のような症状を訴えたために、途中交代。アクシデントが続いた。

 しかし前半44分、広島は東と交代で入った流通経済大から加入のルーキーFW満田誠が均衡を破るゴールを奪う。川村からのパスを左サイドで受けると、DF成瀬竣平との対峙で仕掛けて右足を振り抜く。これがGKランゲラックの指先を抜けて、ゴール右隅に収まった。

 1点を追いかける名古屋は後半開始から甲田と仙頭を下げて、FW相馬勇紀とFW酒井宣福を投入。さらに後半中盤にはMFレオ・シルバを送り込むなど、まずは同点弾を奪いに行く。

 しかし広島を捕まえることは出来なかった。逆に後半42分、右サイドで満田がDF吉田豊のプレッシャーをかけると、ランゲラックへのバックパスにFWジュニオール・サントスが詰める。ランゲラックのトラップが一瞬長くなったところをすかさず押し込んで、勝利を確実にする追加点を奪った。アクシデントによる緊急出場となった2人が得点して、広島が今大会2連勝を飾った。

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