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19歳188cm“逸材”が超ヘッド連弾! 札幌FW中島大嘉は“坊主終了”のデビュー10発達成も…自信みなぎる公約延長宣言

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FW中島大嘉 ※写真は過去のもの

[4.20 ルヴァン杯GS第3節延期分 札幌4-1京都 札幌ド]

 北海道コンサドーレ札幌は前節に敗れた京都サンガF.C.にリベンジを達成した。今季公式戦初スタメンとなったFW中島大嘉は2ゴールで勝利に貢献。デビュー2年目で通算10得点をマークした。

 国見高を卒業後、昨シーズンから札幌に加入した188cmFW。昨シーズンはルヴァン杯で1ゴール、天皇杯で3ゴールを挙げた。今シーズンはさらに得点力を上げ、J1リーグで2得点、そしてルヴァン杯では2得点を記録。そして、今節は相手選手の頭を越えるほどのハイジャンプで2度もゴールを決めた。この結果、中島はデビュー後合計10得点となった。

 試合後のフラッシュインタビューで、中島は「いいボールが上がってきたので、難しいシュートではなかった。自分の特長で入ったのは日々の積み重ね」と振り返る。今季初スタメンでフル出場も達成。「寮母さんのうどんとパスタとおにぎりをたらふく食べてきたので、走れるかなと」とニッコリ笑顔を見せた。

 丸坊主がトレードマークの中島だが、デビューから10得点達成で髪を伸ばすことを公約に。そして、この試合の2得点でそれを成し遂げた。だが、本人は「名残惜しい」と語りつつ、自信とともに公約延長を明言。「(デビュー後)通算10点ではなく、シーズンでもええかなと。調子乗ってるかもしれないですけど、シーズン10点にしようと思っています」と語った。今シーズンでは6点のため、残り4点で坊主が終了する。

 188cmという高身長ながら、最前線でスピードに乗ったドリブルを見せ、巧みな足元の技術でこの試合でもアシストをマーク。ひとつの目標をクリアし、「ペース的には悪くない」と自信を垣間見せる。「もっともっとペースを早くして、1試合で3点、4点。ルヴァン、天皇杯、Jリーグでも得点王争いに絡めるように、しっかり毎日積み重ねで集中してやっていこうと思います」と力強く語った。

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