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札幌が磐田に劇的勝利! 17歳FW出間思努がデビュー戦で大仕事「かかとでボンって決めてめちゃ気持ちよかった」

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FW出間思努

[3.25 ルヴァン杯グループA第2節 磐田 2-3 札幌]

 育成組織所属の高校2年生が大仕事をやってのけた。北海道コンサドーレ札幌は25日にルヴァン杯グループリーグ第2節でジュビロ磐田と対戦。3-2の劇的勝利の立役者はトップチームデビューとなった17歳のFW出間思努(2種登録)だった。

 試合は前半立ち上がりに2点をあげた札幌だったが、出間ら3選手を投入した直後の後半22分に1点を返されると、同28分に同点被弾。その後、磐田の猛攻を耐える時間帯を過ごし、試合終盤にかけて息を吹き返した攻撃が劇的ゴールを生んだ。

 後半アディショナルタイム8分、札幌は右サイドでフリーキックを得ると、MF金子拓郎が左足で入れたボールでゴール前が混戦状態に。ルーズボールにDF馬場晴也が左足を振り抜くと、相手GK手前で出間がうまくコースを変えてゴールに突き刺した。

 試合後のフラッシュインタビューで得点シーンを振り返った出間は「こぼれでここに来るなと思っていたら来て、最後はかかとでボンって決めてめちゃ気持ちよかったです」とコメント。ゴール後の手荒い祝福は「めちゃ痛かったです。押しつぶされて超痛かった」と笑みを浮かべた。

 3月3日にトップチーム登録となった出間は、与えられたチャンスに初ゴールで満点回答。「FWの選手ということもあって、とにかく得点を決めるということを考えてプレーしていた。自分的には、すごく最高なプレーができたので良かったです」と自身の活躍で掴んだ勝利を喜んだ。

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