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U-20アジア杯得点王の実力だ!FC東京ルーキー熊田直紀がプロデビュー戦初ゴール&はにかみインタビュー

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[3.25 ルヴァン杯グループE FC東京5-0京都 味スタ]

 FC東京がホームで京都サンガF.C.を5-0で下した。ともに黒星発進となっていたチーム同士の対戦で、両軍ともに直近のリーグ戦からスタメンを大幅に代えて臨んだ一戦だったが、FC東京に軍配が上がった。

 冷たい雨が降り続く中で、FC東京イレブンがゴールラッシュを披露した。前半15分のFWペロッチのゴールを皮切りに、後半14分までに外国籍選手3人のゴールでリードを4点に広げると、同16分からMF西堂久俊やFW熊田直紀といったルーキーをプロデビューさせる余裕の展開に持ち込む。

 すると後半30分、右サイドから西堂が上げたクロスに熊田が打点の高いヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。FC東京U-18出身で、昨季も2種登録選手としてルヴァン杯2試合を経験していたが、“プロ選手”としてはこれがデビュー戦。先日までウズベキスタンで行われていたU-20アジア杯で5得点を決めて得点王を獲得した実力を存分に見せつけた。

 しかし堂々としたプレーぶりの半面、試合後はインタビューではシャイな一面をみせた。インタビュアーから最後に「ファンの前で今後どんなプレーをみせたいですか?」と問われると、「ゴールです」とボソリ。「もう一度大きな声で」とリクエストされると、「ゴールです」と、声のボリュームをやや上げて答えていた。

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