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横浜FMがルヴァン開幕4連勝!! 10代積極起用の磐田は4連敗も16歳MF川合徳孟がクラブ史上最年少デビュー

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FWヤン・マテウスが先制ゴール

[4.19 ルヴァン杯A組第4節 磐田 0-1 横浜FM ヤマハ]

 ルヴァンカップは19日、グループリーグ第4節を各地で行い、A組の横浜F・マリノスジュビロ磐田を1-0で破った。横浜FMは今大会4連勝で決勝トーナメント進出が決定。一方の磐田は史上最年少の16歳MF川合徳孟ら10代の選手を5人を起用したが、今大会4連敗となった。

 ここまで全勝の横浜FMと、全敗の磐田による対戦。ホームの磐田は4-2-3-1のシステムを採用し、19歳のMF藤原健介とMF古川陽介が2列目、21歳のFW吉長真優が右サイドバックで先発した。対する横浜FMはDF松原健が負傷から復帰し、アカデミー出身でJFL経由で今季加入したMF榊原彗悟がプロ入り初先発を果たした。

 磐田は前半早々にアクシデント。DF小川大貴が左足を痛めてピッチに座り込み、一時10人でプレーを続ける形となった。すると前半7分、横浜FMはこのスキを突いて先制点を奪う。MF吉尾海夏の右CKをニアサイドでDFエドゥアルドが頭でそらすと、ファーサイドで待っていたFWヤン・マテウスがヘディングで押し込んだ。

 ビハインドとなった磐田は前半8分、小川に代わって17歳ながらプロ契約をかわしているFW後藤啓介を投入。その後はボールを握られる時間帯が続きながらも粘り強く守り続け、0-1のままハーフタイムを迎えた。

 後半開始時、磐田は磐田U-18所属で16歳の川合を投入。16歳1か月16日での出場はこの日先発しているMF山本康裕が2006年に樹立した16歳10か月25日を塗り替える史上最年少記録となった。対する横浜FMも負傷明けの松原を下げ、鹿屋体育大在学中のDF吉田真那斗を投入。吉田は浜松開誠中・高出身。地元ヤマハでの凱旋出場となった。

 後半は磐田が効果的なカウンターを繰り出し、横浜FMに対して猛攻をスタート。後藤、古川、川合ら若手選手が次々にゴールに迫っていった。後半38分には磐田U-18所属で17歳のFW舩橋京汰を投入。最後の追い上げを狙うも、ゴールを破れずにタイムアップを迎え、磐田はこれで4連敗となった。

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