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契約問題に揺れた磐田ゴンザレスが今季初先発初ゴール!! 鳥栖も含めて3選手がJデビュー

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FWファビアン・ゴンザレス

[5.24 ルヴァン杯A組第5節 鳥栖 0-2 磐田 駅スタ]

 ルヴァンカップは24日、グループリーグ第5節を行い、サガン鳥栖を2-0で破ったジュビロ磐田が今大会初勝利を手にした。決勝点を決めたのは移籍問題に揺れていたFWファビアン・ゴンザレス。出場停止処分から復帰して迎えた今季初先発で結果を出した。

 試合が動いたのは前半32分だった。磐田は変化をつけた左コーナーキックを針谷が自陣で受けると、斜めのアングルから精度の高いクロスボールを配球。これにエリア内で駆け引きを制したF・ゴンザレスが反応し、強烈なヘディングシュートを突き刺した。

 ファビアン・ゴンザレスは昨年9月、磐田加入時の契約問題により、国際サッカー連盟(FIFA)から4か月間の公式戦出場停止処分。対象期間が今季序盤戦に及んでいたため、これが今季公式戦の初先発となった。契約問題を巡っては磐田にも選手登録禁止処分が下されており、選手編成に甚大な影響が出ていた中、待望の結果を出した。

 磐田は後半31分にもFW金子翔太のゴールで追加点を挙げ、2-0で勝利。すでにグループリーグ敗退が決まっていたが、早稲田大在学中の特別指定選手MF植村洋斗(=日大藤沢高出身)がJリーグデビューを果たし、17歳のMF舩橋京汰もシュートチャンスを作るなど、選手の経験にもつながる一戦となった。

 また鳥栖も拓殖大在学中のMF日野翔太(=堀越高出身)、関東学院大出身ルーキーのFW河波櫻士がJリーグデビュー。それでもこの日の結果により、鳥栖のグループリーグ敗退が決まっている。

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