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広島が3年ぶりルヴァン杯制覇に王手!! ジェルマンとジャーメインの“GERMAIN”アベック弾で横浜FC撃破

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広島が決勝進出

[10.12 ルヴァン杯準決勝第2戦 広島 2-1 横浜FC Eピース]

 サンフレッチェ広島は12日、横浜FCとのルヴァンカップ準決勝第2戦を2-1で制して2戦合計4-1で決勝進出を決めた。3年ぶりの優勝を目指して11月1日に決勝を行う。

 開始9分、広島が中央でのパス交換からMF川辺駿、FWヴァレール・ジェルマンと繋いでペナルティエリア内のFW加藤陸次樹に渡すと、加藤がDF細井響に倒されてPKを獲得した。細井は特別指定選手としてロングスローを武器に活躍する中で痛恨のファウルになった。このPKをジェルマンが冷静にゴールへ流し込み、広島が先制に成功。2戦合計スコアは3-0になった。

 点差が開いた横浜FCは前半15分、FWアダイウトンのグラウンダーのクロスにFW櫻川ソロモンが走り込んでゴールエリア手前で完全なフリーになったが、シュートはGKチョン・ミンギに防がれた。それでもこのプレーで得たCKをショートコーナーで始めると、MF山根永遠が距離のあるところから右足一閃。豪快なミドルシュートがゴール左上隅に決まり、スーパーゴールで2点差に戻した。

 そうした中で広島は前半20分過ぎ、MF田中聡が相手選手との接触で顔を痛めて倒れ込む。脳震盪も心配される中で田中は一度ピッチから退くも復帰。ところがピッチに戻った直後、後方からのプッシングでファウルを受けた。田中はそのまま脳震盪の疑いで交代となり、結果的にメディカルが一度ピッチに戻した判断に疑問が残る形となった。

 横浜FCは前半44分、MF新保海鈴のパスからMF山田康太がペナルティエリア内でフリーになったが、山田のシュートは枠の右。同45+4分には山根のクロスを櫻川が右足ボレーで合わせるも枠の上に飛び、さらに点差を縮めることはできず前半を終了した。

 後半13分にはMF窪田稜のクロスで横浜FCがゴールに迫ったが、山田の頭をかすめたボールは枠の右に逸れていった。すると同30分、中盤でボールを受けたFWジャーメイン良が中央を前進してミドルレンジから左足一閃。グラウンダーのシュートがゴール右に決まり、決勝進出を確実にした。

 広島は後半37分、FW中村草太がおよそ1か月ぶりの出場を果たすとそのままリードを保ってタイムアップ。英語表記がともに「GERMAIN」のジェルマンとジャーメインの活躍で横浜FCの反撃をかわした。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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