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故・工藤壮人さんの古巣対決となるルヴァン杯決勝、柏・古賀「思い引き継ぐ」広島・佐々木「素敵な巡り合わせ」

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DF古賀太陽とDF佐々木翔

 31日、翌日に控えるルヴァン杯決勝を前に、柏レイソルサンフレッチェ広島の両チームが国立競技場で前日公式練習および公式記者会見を行った。

 公式記者会見では、柏からリカルド・ロドリゲス監督とDF古賀太陽、広島からミヒャエル・スキッベ監督とDF佐々木翔が出席し、Jリーグ全60クラブの頂点を決めるファイナルへ向けて意気込んだ。

 今シーズンのリーグ戦での戦績は、広島のホームで1-1、柏のホームで0-0と2引き分けに終わっており、拮抗した試合展開が予想される。

「リーグで2分けしている相手ですし、広島さんは本当にチームとしてやることもはっきりしていて、そこに個人個人の能力をプラスアルファ発揮できる選手が揃っていると思うので、明日も拮抗したゲームになるとは思いますし、リーグ2試合ともどちらも勝つチャンスがあった試合だったと思うので、チャンスをどれだけ仕留めきれるかはすごく鍵になるかなとは思ってます」(古賀)

「引き分けが2試合ということで決着をつけるのに本当にふさわしい舞台だと思いますし、タイトルをかけて素晴らしい両チームのいい試合が見れるんじゃないかなと思います。チームとしては、自分たちはやりたいサッカーを全面に出して、自分たちの良さを出していくというところ、そこが1番の鍵なんじゃないかなと思います」(佐々木)

広島でも9番を背負っていた工藤さん


 柏と広島のルヴァン杯決勝となると、2022年に逝去した工藤壮人さんを想起せずにはいられないだろう。両チームでプレーした工藤さんは、柏時代の2013年にはルヴァン杯優勝を決めるヘディング弾を決めた。明日1日の決勝のキックオフ前には、工藤さんのお子さんがレフェリーエスコートを担当することもアナウンスされている。

 2018シーズンに工藤さんとともにピッチに立った佐々木は、柏との巡り合わせに縁を感じているという。

「彼の選手としての素晴らしさ、人間性の素晴らしさもあり、未だにしっかりと記憶しているところですけども、早くこの世を去ってしまって非常に残念ですし、寂しい気持ちもありますけども、今回彼が長く在籍してアカデミーを過ごした柏レイソルとこのルヴァン杯で決勝の舞台に戦えて、彼のご家族がその場に来てくださるのは非常に素晴らしい瞬間で、素敵な巡り合わせだと思いますので、僕らはサッカーでしか表現できないですし、僕らが全力でサッカーを試合しているところ、楽しんでいるところを、彼そしてご家族にしっかりとお見せできればなと思います」(佐々木)

 同じ柏アカデミー出身で工藤さんより8学年下の古賀は、工藤さんが柏移籍した翌年にトップチームに2種登録されたため、ともにプレーした経験はないが、柏のレジェンドのひとりに思いを馳せる。

「僕がアカデミーに入ったタイミングで、多分高校3年生で工藤選手が在籍していたと思うので、当時から優しく接してくれた思い出もありますし、幼い頃から工藤選手が9番をつけて戦ってる姿も見てきたので、彼の思いも引き継ぐという意味も含めて、やっぱりこのチームでタイトル取るべきだなとは思ってますし、レイソルだけじゃなくてヒロシマさんも一緒に工藤さんの思いをこうピッチで表現できるように、また明日に向けていい準備したいなと思います」(古賀)

 柏が3度目の王座に就くのか、広島が2度目の栄冠に輝くのか。33回目のルヴァン杯は、明日1日13時5分にキックオフを迎える。

2013年に柏をルヴァン制覇に導いた

(取材・文 奥山典幸)


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奥山典幸
Text by 奥山典幸

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