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[全日本ユース(U-15)選手権]札幌U-15が湘南U-15平塚に6発大勝!!“因縁”清水JYとの決勝へ

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札幌U-15が大勝で清水JYとの決勝へ

[12.26 全日本ユース選手権準決勝 湘南U-15平塚0-6札幌U-15]

 高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の準決勝が26日、味の素フィールド西が丘で行われ、第二試合では北海道コンサドーレ札幌U-15湘南ベルマーレU-15平塚に6-0で勝利した。28日の決勝は清水エスパルスジュニアユースと対戦する。

 立ち上がりからゲームをコントロールしたのは湘南だった。ただ前半13分の右CKのこぼれ球をMF村山尋哉が狙うがシュートは枠を外れる。同14分にはFW中村龍雅のポストプレーから再び村山がシュートを放つが得点には繋がらなかった。

 すると徐々に札幌もペースを取り戻していく。そして前半38分にFW小山田凌のスルーパスで裏に抜けたFW大和蓮がGKをかわして蹴り込み、先制に成功。前半ラストプレーではMF本間洋平が蹴った右サイドからのCKを鈴木が押し込み、一気にリードを広げて前半を折り返した。

 後半に入ると札幌の勢いはさらに加速する。後半3分、MF坂下桂悟のシュートがポストに跳ね返ると、大和が押し込み加点。同8分にはMF田中光太のクロスをFW小山田凌が蹴り込む。同11分には右クロスを合わせた大和がハットトリックを完成させた。

 止まらない札幌は同20分、本間の左クロスを小山田が右足で流し込む。その後は中1日で戦う決勝戦に向けて3得点の大和や2得点の小山田を交代させるなど、余裕を持った試合運びを見せた札幌が6-0でゲームを締めくくった。

 準決勝と同じ味の素フィールド西が丘で28日に行う決勝で、札幌は3冠を目指す清水JYと対戦することが決定した。両チームは今年春のJFAプレミア杯の準決勝で対戦しており、その時は0-4で敗れており、札幌としてはリベンジマッチになる。また、両チームのトップチームは今季のJ2の1位と2位。いろいろと因縁めいた両チームの決勝は、28日13時にキックオフする。

(取材・文 児玉幸洋)

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