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[クラブユース選手権U-15]広島JYが初制覇!! 劇的AT弾で終了間際のドラマに終止符

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 日本クラブユース選手権(U-15)大会は24日、帯広の森陸上競技場で決勝戦を行い、サンフレッチェ広島ジュニアユースセレッソ大阪U-15が対戦した。広島が2点を先行するも、C大阪が終盤に2点を奪い返すという劇的な展開。最後は終了間際に広島が突き放し、悲願の初優勝を飾った。

 前半32分、先手を取ったのは広島。中盤でパスカットを見せたMF藤野和樹(3年)がスルーパスを送り、PA内左に走り込んだFW棚田遼(3年)が左足でネットを揺らした。さらに後半14分、広島はPA内でボールを奪ったDF香取潤(3年)が棚田にパス。またしても背番号10が左足で叩き込み、リードを2点に広げた。

 広島が2-0でリードする中、時計は規定の80分を指し、優勝へのカウントダウンが開始。だが、ドラマはここから待っていた。C大阪は後半40分、PA内に持ち込んだFW下川陽輝(3年)が力強く右足で叩き込むと、同アディショナルタイム2分には中央での華麗な崩しからFW高橋春喜(3年)が同点弾。劇的な形で追い付いた。

 それでも延長戦に突入するかと思われた後半アディショナルタイム5分、DF桑原大翔(3年)の右CKがゴール前にこぼれると、DF寺岡潤一郎(3年)が落としてFW松浦隆介(3年)が反応。豪快なボレーシュートをゴール右上隅に叩き込み、土壇場で広島が勝ち越した。試合はこのまま終了。名門・広島ジュニアユースが初戴冠を果たした。

★日程や順位表をチェック!!第33回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会

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