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[NB CHAMPIONSHIP U-13]交代出場MF伊藤が決勝点!横浜FCジュニアユースが決勝進出!

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後半6分、横浜FCジュニアユースMF伊藤晏理が右足で決勝点

[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 鹿島つくばジュニアユース 0-1 横浜FCジュニアユース 時之栖G]

 全国から集まったU-13世代の強豪チームが優勝を争う「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日午前に準決勝を行い、鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)と横浜FCジュニアユース(神奈川)との一戦は、交代出場MF伊藤晏理の決勝点によって横浜FCが1-0で勝った。横浜FCは同日の決勝で川崎フロンターレU-13と戦う。

 前半は互いに後方から攻撃を作り合う展開。鹿島は攻守に渡って存在感を放つMF芝碧斗やMF元木逢良を中心に短いパスを繋ぎ、そこからDFライン背後を狙う。また守備面でも右SB小菅晴輝のカバーリングなど要所を締めて相手にシュートを打たせなかった。

 一方の横浜FCは視野広くプレーするMF笹歩睦やMF高橋友矢がサイドへボールを展開。15分過ぎからは良い形でボールを奪う回数を増やし、MF波多野匠のドリブルやFW多田雄貴の抜け出しなどからゴールへ迫った。

 後半立ち上がりも横浜FCが押し込む。そして6分、敵陣右サイドでボールを奪うと、前を向いたMF岡村琉生を追い越す形で小漉康太がオーバーラップ。最後は小漉のグラウンダーのラストパスを逆サイドから飛び込んだ伊藤が1タッチで決めて先制した。

 
 鹿島も前線でボールを収めるFW伊丹俊元とFW徳田誉を起点に反撃。14分には芝のスルーパスから徳田の放った左足シュートがクロスバーをヒットする。だが、その後は出足良く、またタイトな守備を見せる横浜FCのDF陣が相手FWを押し出し、PAへの侵入を許さない。鹿島のミドルレンジからのシュートをGK漆原琉生が確実にキャッチするなど、終盤を全員で乗り越えた横浜FCが1-0で勝利。決勝進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

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