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静岡学園中MF望月飛龍、一矢報いたFK弾「高校でリベンジ出来たら」

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[8.16 全国中学校サッカーフェスティバル 青森山田中6-1静岡学園中]

 前日に続く無得点の屈辱は避けたかった。静岡学園中は後半25分、ゴール前で獲得したFKをMF望月飛龍(3年)が右足で狙うと、壁の左横を抜けたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。

 この試合でのリベンジチャンスでもあった。前半22分、ゴール右隅を狙ったFKがGK鈴木将永の好セーブに防がれていた。

「(前半のFKは)狙った通りに行ったと思ったけど、GKに反応されたので甘かったのかなと思います。2本目は蹴る前からファーに蹴ってやろうと思っていて、絶対に決めてやるという思いで蹴ったので、決まって良かったです」

 前日の0-4での敗戦に続く、1-6での大敗。この悔しさは高校年代で晴らしたい。目標は昨年度の高校選手権決勝、先輩たちが青森山田を相手に果たしたように、自分たちのサッカーを貫き通して、勝つサッカーを目指していく。

「高校になったらいろんな人が入ってきてチーム力が増すと思う。個人の力もよくなると思うので、リベンジ出来たらなと思います。自分の持ち味はセットプレーだったり、切り込んでのシュート。メッシみたいに狭い所でもアウトサイドとインサイドで抜けていけるような選手になりたいです」

(取材・文 児玉幸洋)

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