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[全中]GK早原が連続ストップ!神村学園がPK戦で青森山田を下し初優勝!!名和田は2ゴールで大会10得点

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神村学園がPK戦を制して初優勝を飾った

[8.23 全中決勝 神村学園中2-2(PK4-2)青森山田中 JITス]

 第52回全国中学校サッカー大会の決勝が23日に行われ、神村学園中(鹿児島)が青森山田中(青森)を2-2から突入したPK戦の末に下し、初優勝を飾った。7大会連続の決勝を戦った青森山田だが、3大会連続で準優勝に終わった。

 新世代のスター候補が決勝でも輝きを放った。神村学園の主将MF名和田我空は前半17分、MF大成健人のスルーパスに中央から斜めに走り込むと、左足で流し込んで先制点を決める。

 前半24分にFW三浦陽のクロスからFW大沢悠真に決められて青森山田に同点弾を許すが、同25分、神村学園は大成が右サイドに展開したボールをMF金城蓮央がシュート。GKに弾かれたボールを名和田がダイレクトで流し込み、再び勝ち越しに成功した。名和田は今大会10点目。

 流れを変えたい青森山田は後半開始からMF中嶋麟多郎とMF泉山周仁を投入。2枚替えでリズムに変化を求める。するとセットプレーのチャンスが増え出すが、後半13分のFKの場面では、GKが弾いたこぼれ球にMF岩舘奏佑が詰めたが、シュートは枠上に浮いてしまった。

 しかし青森山田は後半24分、中嶋が蹴ったFKがこぼれ球を誘発。三浦が左足浮き球シュートを蹴り込むと、カバーに入ったDF鈴木悠仁の頭をかすめて起死回生の同点弾を決めた。

 試合は5分ハーフの延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。そして先攻の神村学園が失敗なしに終わったのに対し、青森山田の3人目と4人目のシュートをGK早原玄九朗が連続ストップ。悲願の初優勝を手繰り寄せた。

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