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静岡県勢による決勝は浜松開誠館中に軍配!静岡学園に快勝し18年ぶり全中制覇!

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[8.22 全中決勝 静岡学園1-4浜松開誠館 小真木原]

 第53回全国中学校サッカー大会の決勝が22日に行われ、浜松開誠館中(東海2)が静岡学園中(東海1)を4-1で下し、2004年大会以来、18年ぶり2回目の優勝を飾った。

 王国・静岡県勢同士の対戦。両チームは県予選、東海予選でも戦っており、1勝1敗。日本一をかけた舞台で決着をつけることになった。

 浜松開誠館は前半からチャンスを確実に決めた。前半9分にFW田窪悠己(3年)が左サイドから右足で腰の入ったシュートを蹴り抜きゴールネットを揺らすと、同アディショナルタイム2分にはカウンターから裏に抜け出した田窪が右足アウトサイドで浮き気味のシュートを決めて、リードを2点に広げる。準決勝でも2得点を決めている好調FWが、チームに勢いをつけた。

 一方の静岡学園もチャンスを作るが、こちらはなかなかものにすることが出来ない。後半5分に迎えたFW川口煌来(3年)が迎えた決定機は決めきれずに頭を抱える。同10分にはCKをMF落合咲蔵(3年)がニアで合わせるが、ゴールネットが揺れることはなかった。

 後半の給水ブレイクを終えた直後の後半22分には浜松開誠館が左CKからニアにグラウンダーで入ったボールをMF間渕壱咲(3年)が合わせて加点。直後の23分にはMF岡田瑛太(3年)がGKを外して、ダメ押しとも言える4点目を奪う。

 後半30分に静岡学園に主将MF前田一樹(3年)のゴールで1点を返されたが、これ以上の反撃は許さず。準々決勝で帝京大可児、準決勝で青森山田、そして決勝で静岡学園と私立の難敵を連破した浜松開誠館中が、今季の中体連日本一に輝いた。

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