“日本のファイター”に憧れるクラブ・ドラゴンズ柏の柱…MF菊地俊平は「もうひと伸び」の成長を目指す
[4.19 U-15千葉1部第9節 クラブ・ドラゴンズ柏 2-0 ウイングスU-15 日体大柏G]
前半はウイングスU-15を相手になかなかゴールに迫れなかったクラブ・ドラゴンズ柏だが、後半からMF菊地俊平(3年)のボールタッチが増えていくとともに主導権を握るようになった。チームはその後半に2ゴールを奪って完封勝利。菊地は上位争いを制して首位をキープしたことに「頂上決戦というか、首位を争っていたチームなので勝ててすごく良かった」と笑顔を見せた。
菊地はジュニア時代にアンカーを務め、FWを経由して中学から再びアンカーに復帰。その後は上級生チームでセンターバックとして出場し、現在は強靭なフィジカルを発揮しながらアンカーやボランチを担当している。特に中学2年時にU-15チームでプレーした経験が大きいようで、宮本毅監督も「ここにきてちょっと余裕がある。周りをよく見ながらできている」と太鼓判を押した。
この試合でも闘志溢れるタックルを成功させるなどピンチの芽を摘んでいくと、特に後半からはパス捌きで攻撃を展開する場面が増加。足を引っ掛けられても倒れず前進する場面もあり、持ち味を示した。
勝利の立役者となった菊地は「ボールを取って攻撃の起点になるところと、最終ラインと連係して0失点で抑え切るのが自分の役割」と話し、憧れの選手として挙げるのはリバプールMF遠藤航。「すごくボールを取れますし、攻撃の起点にもなりますし遠藤航選手が好き」だといい、自身と似たプレースタイルである日本代表の主将から多くを学んでプレーに繋げている。
すでにチームの柱として活躍する中、指揮官は「後期になったら彼をどのチームもマークしてくると思う」と今後を展望し、「彼にはもうひと伸びしてもらわないと」と期待を寄せる。このままリーグ優勝を果たすためにも、菊地のさらなる成長は鍵になるところ。菊地自身も技術面での課題を感じているようで、攻撃時には球離れを早くするように意識しつつ「もちろん技術を上げていく」と誓った。
その上で「自分の良いところを磨いていきたい」と菊地。クラブ・ドラゴンズのファイターはスケールアップを果たして県リーグ優勝と全国大会出場を導く構えだ。
(取材・文 加藤直岐)
前半はウイングスU-15を相手になかなかゴールに迫れなかったクラブ・ドラゴンズ柏だが、後半からMF菊地俊平(3年)のボールタッチが増えていくとともに主導権を握るようになった。チームはその後半に2ゴールを奪って完封勝利。菊地は上位争いを制して首位をキープしたことに「頂上決戦というか、首位を争っていたチームなので勝ててすごく良かった」と笑顔を見せた。
菊地はジュニア時代にアンカーを務め、FWを経由して中学から再びアンカーに復帰。その後は上級生チームでセンターバックとして出場し、現在は強靭なフィジカルを発揮しながらアンカーやボランチを担当している。特に中学2年時にU-15チームでプレーした経験が大きいようで、宮本毅監督も「ここにきてちょっと余裕がある。周りをよく見ながらできている」と太鼓判を押した。
この試合でも闘志溢れるタックルを成功させるなどピンチの芽を摘んでいくと、特に後半からはパス捌きで攻撃を展開する場面が増加。足を引っ掛けられても倒れず前進する場面もあり、持ち味を示した。
勝利の立役者となった菊地は「ボールを取って攻撃の起点になるところと、最終ラインと連係して0失点で抑え切るのが自分の役割」と話し、憧れの選手として挙げるのはリバプールMF遠藤航。「すごくボールを取れますし、攻撃の起点にもなりますし遠藤航選手が好き」だといい、自身と似たプレースタイルである日本代表の主将から多くを学んでプレーに繋げている。
すでにチームの柱として活躍する中、指揮官は「後期になったら彼をどのチームもマークしてくると思う」と今後を展望し、「彼にはもうひと伸びしてもらわないと」と期待を寄せる。このままリーグ優勝を果たすためにも、菊地のさらなる成長は鍵になるところ。菊地自身も技術面での課題を感じているようで、攻撃時には球離れを早くするように意識しつつ「もちろん技術を上げていく」と誓った。
その上で「自分の良いところを磨いていきたい」と菊地。クラブ・ドラゴンズのファイターはスケールアップを果たして県リーグ優勝と全国大会出場を導く構えだ。
(取材・文 加藤直岐)