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ビッグセーブに吠えたFC LAVIDAのGK岩杉颯太、開始早々被弾に奮起「これ以上は失点できない」

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GK岩杉颯太(3年)

[6.28 関東CY準決勝 FC LAVIDA 6-1 柏U-15 くぬぎ平]

 開始早々の失点も「GKコーチとも話して、1回失点しちゃったからこれ以上は失点できない」と気持ちを切り替えた。FC LAVIDAのGK岩杉颯太(3年)がビッグセーブを含むプレーで2失点目を許さず、6-1の快勝に貢献した。

 FC LAVIDAは前半2分、左サイドから攻め込まれるとファーサイドへのクロスからFW稲田凌久(3年)に先制点を許した。岩杉はボールに触れていたものの、アウトサイドキックで外に回転がかかっていたボールはそのままゴールイン。「立ち上がりはあまり良くなく、失点しちゃった」と唇を噛んだ。

 それでも岩杉は最後尾から声を出し続けていき、チームを鼓舞。FC LAVIDAは前半のうちに逆転すると後半の立ち上がりにも得点し、3-1でリードする展開になった。そうした中で後半7分、柏U-15のスローインからゴール前にグラウンダーのクロスを送られると、ゴール正面からダイレクトシュートを許すピンチを迎えた。

 ただ、ここに立ちはだかったのが岩杉。シュートコースにステップを踏むと右足で弾き返し、決められると1点差になる状況でスーパーセーブを見せた。もっとも岩杉は1失点を喫していたことを受けて「もうとにかく気持ち」と振り返り、「気持ちで止めた感じです」と謙遜した。

ビッグセーブに吠えた

 とはいえ岩杉はこうしたプレーを強みにしており、「あんな感じの近距離の(シュートで)、体を大きく見せて止めるとか、シュートストップは自分なりに長所の部分かなと思っています」。加えてこの試合ではハイボールにしっかりと対応するなど、決勝進出を懸けた一戦で冷静にプレー。序盤の失点から奮起して「ゲームを勝たせる方向には持って行けたかなと思っています」と一定の手応えを示した。

 GKを始めたのは小学2年生から3年生ごろで「僕は足元がとにかくなかったので。それで体がデカいからキーパーになった」と岩杉。「そこからいっぱい練習してここに来られた」と努力を重ね、中学年代の強豪チームでゴールを守っている。また、父がバイエルンファンの影響でGKマヌエル・ノイアーのプレーをよく見てきたといい、現在もノイアーのプレー集を見てモチベーションを高めながら、自身の成長に繋げているようだ。

 FC LAVIDAは昌平高の下部組織にあたるため、岩杉は昌平高に進んで活躍することが当面の目標。そして鍛錬を積んでいき、「日本を代表するキーパーになって、世界で活躍できるようになって、親とかコーチとかに恩返しできるように頑張っていきたい」と意気込む未来に近づいていく。

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

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