beacon

浦和JrユースFWウチェフナクリストファー・チソバが圧巻4発!! 小学生時代は「レッズに負けて」届かなかった全国へ好発進

ポスト
Xに投稿
Facebookでシェア
Facebookでシェア
URLをコピー
URLをコピー
URLをコピーしました

FWウチェフナクリストファー・チソバ(3年)

[6.7 関東CY2回戦 浦和Jrユース 6-1 VIVAIO船橋 埼スタ第2]

 FWウチェフナクリストファー・チソバ(3年)が関東クラブユースサッカー選手権(U-15)大会初戦で4ゴールの大活躍を見せた。リーグ開幕10戦未勝利の浦和レッズジュニアユースにとって今季公式戦初勝利。「勝ちがないなかでみんな緊張していたと思うけれど、自分の得点でチームを初勝利に導けて嬉しい」と会心の笑顔を見せた。

 ウチェフナクリストファーは1点リードで折り返した後半6分、MF松下蒼空(3年)のパスを収めるとGKとの1対1を制して得点。「もう一回締め直していこう」と気を引き締めて臨んだ後半の立ち上がりに貴重な追加点を奪った。そこからゴールラッシュが始まり、2分後にDF片山蒼太郎(3年)のクロスをヘディングシュートでゴールに沈める。同25分にはペナルティエリア左をえぐった松下の折り返しを合わせてハットトリックを達成した。

 なおもウチェフナクリストファーは後半アディショナルタイム、ペナルティエリア内で右サイドから来たボールに対して「相手が左からきているのが分かっていたので、スルーして左足に持ち替えてイメージ通りに」シュートコースを作ると左足一閃。圧巻のこの日4点目を決めて試合を締めくくり、6-1の快勝に貢献した。

 ウチェフナクリストファーはリーグでここまで6得点を記録しているが、勝利に繋がったのは今季初となって「リーグは失点したなかで取り返す得点が多かったけれど、この試合ではチームを勝利させる得点ができて嬉しい」。1試合4得点どころかハットトリック自体も初めてという大爆発でチームメイトと喜びを分かち合った。

 不調のチームで公式戦2桁得点に乗せたことは得点力の高さを示しているとも言える。リバプールFWウーゴ・エキティケの万能さを参考にするストライカーは「一瞬の動き出しを練習から意識しているし、シュートの精度はどの試合でも大切になってくると思うのでチャンスを逃さないことを意識してやっている」と結果を残せている要因を示した。

 ナイジェリア人の父を持つウチェフナクリストファーはチームメイトから「クリス」の愛称で呼ばれている。浦和Jrユースには「日本の中でもかなりのビッグクラブ」という憧れもあって加入。1FC川越水上公園に所属していた小学6年生のときは浦和レッズジュニアに敗れて全日本U-12サッカー選手権大会の予選敗退を経験しており、浦和の一員になった現在は「ジュニア時代にレッズに負けて(浦和Jrが)全国に行ったというのもあったので自分もそういった舞台を経験したい」と全国大会出場への強い思いを持ちながら日々を送っている。

 夏の全国大会に繋がる関東CYは4得点の好スタートを切った。ウチェフナクリストファーは「4得点という結果を経験できたことは次の試合にも生かせていける」と勢いに乗ってゴールを重ねていく構え。課題の守備面での献身性を改善しながら武器とする左足のシュートで勝利に貢献し続け、ジュニア時代に届かなかった全国大会に向かっていく。

(取材・文 加藤直岐)
加藤直岐
Text by 加藤直岐

「ゲキサカ」ショート動画

TOP