全少決勝、名古屋が初の日本一
第33回全日本少年サッカー大会の決勝戦が8日、東京・西が丘サッカー場で行われ、名古屋グランパスU12(愛知)が新座片山FC少年団(埼玉2)を2-0で下し、初優勝を果たした。
圧倒的な個人技を持つ名古屋は、4-2-3-1システムをしき、サイドに中央にと攻撃を支配。対する新座片山は、スイーパーを置いた4-3-3システムをしき、持ち味の運動量を生かした守備力で相手の長所を消そうとした。だが名古屋は、同クラブの中でも歴代屈指の才能を誇るというFW杉森考起(小6)と、FW森晃太(小6)を縦の関係の2トップにし、2人を中心にボールを支配した。
前半こそ新座片山がゴール前で踏ん張り0-0で終えたが、後半は、前にいた杉森をトップ下に、森を前線にとポジションをチェンジ。すると、2人にマンマークをつけていた新座片山は守備網が崩れ、後半4分には杉森がペナルティーエリア右からシュートを放ち先生。同7分には、森がペナルティーエリア左からドリブルで中に仕掛け、囲んできた数人のDFを交わしてゴール左に決め2-0とした。J下部組織の意地を見せた。
[名古屋グランパスU12メンバー]
監督 森川誠一
(先発)
GK 岩本大輝
DF 辻 星哉
柴田 駿
住田 涼
吹ヶ徳喜
MF 加藤直生
池庭諒耶
FW 杉森考起
犬塚 諒
森 晃太
佐藤 諒
(控え)
GK 水谷駿介
DF 萩原雅之
藤川晴基
住田祐樹
MF 福山大貴
梅村浩輔
FW 浅井翔吾
[新座片山FC]
監督 竹下 司
(先発)
GK 野島樹哉
DF 千葉雄大
佐々木遼
高橋一徳
若月慶太
野島裕哉
MF 清水裕太
齋藤謙伍
小平 真
FW 岸川隼士
渡辺将矢
(控え)
GK 伊藤佑馬
DF 濱下大輝
中谷一貴
MF 唐沢智朗
鎌田啓佑
服部正
FW 島田侑輝
●今大会17得点し、得点王に輝いた名古屋・杉森考起 「優勝できてうれしい。結構、マークがきつくて、スイーパーも含めて3人くらいこられた。前半は自分のプレー(ドリブル)ができなかったけど、後半は晃太(森)とポジションチェンジをして、うまく攻撃できるようになった。このまま、ジュニアユース、ユースと昇格して、名古屋のトップでプレーしたい」
●背番号10を背負い、攻撃をリードした名古屋・森晃太 「ゴールも決められて、勝ててよかったです。ドリブルとか、自分で勝負することができた。自信がつきました。課題は、もう少しフリーの人を使えるようになることだと感じました。もっとうまくなって、Jリーグ、そして海外でプレーできるようになりたい」
(取材・文 近藤安弘)
圧倒的な個人技を持つ名古屋は、4-2-3-1システムをしき、サイドに中央にと攻撃を支配。対する新座片山は、スイーパーを置いた4-3-3システムをしき、持ち味の運動量を生かした守備力で相手の長所を消そうとした。だが名古屋は、同クラブの中でも歴代屈指の才能を誇るというFW杉森考起(小6)と、FW森晃太(小6)を縦の関係の2トップにし、2人を中心にボールを支配した。
前半こそ新座片山がゴール前で踏ん張り0-0で終えたが、後半は、前にいた杉森をトップ下に、森を前線にとポジションをチェンジ。すると、2人にマンマークをつけていた新座片山は守備網が崩れ、後半4分には杉森がペナルティーエリア右からシュートを放ち先生。同7分には、森がペナルティーエリア左からドリブルで中に仕掛け、囲んできた数人のDFを交わしてゴール左に決め2-0とした。J下部組織の意地を見せた。
[名古屋グランパスU12メンバー]
監督 森川誠一
(先発)
GK 岩本大輝
DF 辻 星哉
柴田 駿
住田 涼
吹ヶ徳喜
MF 加藤直生
池庭諒耶
FW 杉森考起
犬塚 諒
森 晃太
佐藤 諒
(控え)
GK 水谷駿介
DF 萩原雅之
藤川晴基
住田祐樹
MF 福山大貴
梅村浩輔
FW 浅井翔吾
[新座片山FC]
監督 竹下 司
(先発)
GK 野島樹哉
DF 千葉雄大
佐々木遼
高橋一徳
若月慶太
野島裕哉
MF 清水裕太
齋藤謙伍
小平 真
FW 岸川隼士
渡辺将矢
(控え)
GK 伊藤佑馬
DF 濱下大輝
中谷一貴
MF 唐沢智朗
鎌田啓佑
服部正
FW 島田侑輝
●今大会17得点し、得点王に輝いた名古屋・杉森考起 「優勝できてうれしい。結構、マークがきつくて、スイーパーも含めて3人くらいこられた。前半は自分のプレー(ドリブル)ができなかったけど、後半は晃太(森)とポジションチェンジをして、うまく攻撃できるようになった。このまま、ジュニアユース、ユースと昇格して、名古屋のトップでプレーしたい」
●背番号10を背負い、攻撃をリードした名古屋・森晃太 「ゴールも決められて、勝ててよかったです。ドリブルとか、自分で勝負することができた。自信がつきました。課題は、もう少しフリーの人を使えるようになることだと感じました。もっとうまくなって、Jリーグ、そして海外でプレーできるようになりたい」
(取材・文 近藤安弘)