[10.2 国体少年男子2回戦 静岡県 3-1 京都府 新居浜市営サッカー場1G]

　第72回国民体育大会 「愛顔つなぐえひめ国体」サッカー競技少年男子の部2回戦が2日に行われ、静岡県が京都府に3-1で勝利。静岡県は3日の準々決勝で神奈川県と対戦する。

　前日の1回戦では後半終了間際の先制点となった静岡県だが、この日は幸先よくリードを奪った。前半7分、FW青島太一(清水ユース、1年)が右足で先制ゴール。歓喜を爆発させた。

　先制した静岡県は個々が高い技術を発揮。細かくボールを動かして京都に的を絞らせない。主導権を握ったまま試合を進めた静岡県は33分、MF丸山優太朗(清水ユース、1年)の右CKをファーサイドの右SB林航輝(清水ユース、1年)がヘディングシュートをねじ込み、2-0で前半を折り返した。

　静岡県は後半19分にもMF廣岡睦樹(JFAアカデミー福島U18、1年)のスルーパスから青島が追加点。京都府はFW小宮健(京都U-18、1年)が気迫のプレーでゴールへ迫るが、オフサイドの判定でチャンスを逸してしまうなど1点を奪うことができない。

　京都府は後半26分に交代出場のMF梅村脩斗(京都橘高1年)が鮮やかな右足コントロールショットをゴール右隅へ決めて1点を返す。だが、次の1点を奪うことはできず。静岡県が5年ぶりとなる8強入りを果たした。

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●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集