beacon

好調・鳥栖U-18主体の佐賀県、FW田中禅が劇的V弾!前回準優勝の広島県は初戦で姿消す

このエントリーをはてなブックマークに追加

佐賀県が初戦を突破(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.1 国体少年男子2回戦 広島県 2-3 佐賀県 福井広]

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」サッカー競技少年男子の部2回戦が1日に行われ、テクノポート福井総合公園芝生広場の第2試合では、佐賀県が前回準優勝の広島県に3-2で競り勝った。明日2日の準々決勝では千葉県と戦う。

 今季プリンスリーグ九州で4試合を残して優勝を決めたサガン鳥栖U-18を中心に構成された佐賀。前半3分、右サイドのDF橋本悠(鳥栖U-18、1年)のパスからMF相良竜之介(鳥栖U-18、1年)が左足シュートを決め、先手を取った。

 しかし、2大会連続でファイナル進出を果たしている広島が逆襲に出る。前半10分、FW末次颯(広島ユース、1年)がドリブルから右足シュートを決めて同点に追いつくと、25分にはFW菅野翔斗(広島ユース、1年)が逆転のゴールネットを揺らし、2-1とした。

 連続失点で逆転された佐賀だが、前半のうちに同点に追いつく。前半30分、MF西村洸大(鳥栖U-18、1年)のパスを受けたFW秀島悠太(鳥栖U-18、2年)が右足シュートを叩き込み、2-2。プリンス九州で得点ランキングトップとなる16得点を記録しているストライカーが試合を振り出しに戻した。

 後半は2-2のまま推移。そのままPK戦に突入するかと思われたが、アディショナルタイムに決勝点が生まれる。佐賀は左サイドから相良のクロスから途中出場のFW田中禅(鳥栖U-18、1年)がヘディングシュートを決め、3-2。佐賀が鳥栖U-18の3人のゴールにより初戦を勝ち抜いた。

●第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」特集

TOP