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埼玉県が劇的勝利で4強入り!MF須藤直輝の3戦連発弾で福島県を下して“関東決戦”へ

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埼玉県が14年ぶりの4強入り(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.2 国体少年男子準々決勝 埼玉県 2-1 福島県 福井広]

 第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」サッカー競技は2日、少年男子の部の準々決勝を行った。テクノポート福井総合公園芝生広場の第1試合では、埼玉県が福島県に2-1で競り勝ち、2004年大会以来、14年ぶりの4強入りを果たした。

 先手を取ったのは4年ぶり出場の埼玉だった。前半17分、攻撃の柱を担うMF柴山昌也(大宮ユース、1年)のFKからDF中山昂大(大宮ユース、1年)がヘディングシュートを決め、先制点。中山の2試合連続先制ゴールにより埼玉が試合を優位に進めた。

 だが、埼玉が追加点を奪えないでいると、5年ぶりの初戦突破を果たした福島が同点に追いつく。後半11分、左サイドからFW菅野稜斗(尚志高1年)のクロスを途中出場のFW木村快(尚志高1年)が頭で合わせ、1-1。試合を振り出しに戻した。

 試合は同点のまま後半アディショナルタイムに突入。勝敗はPK戦で決するかと思われた。だが、アディショナルタイム3分、埼玉はMF木下翼(浦和ユース、1年)のパスを受けたMF須藤直輝(昌平高1年)が右足シュートを決め、2-1。U-16日本代表MFの3試合連続ゴールにより準決勝進出を決めた。

 勝利した埼玉は、明日3日に行われる準決勝で千葉県と対戦する。

●第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」特集

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