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国体少年男子がスタート! 初戦は福岡県、愛知県、京都府、千葉県が突破決める:1回戦第1試合

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千葉県(青)が初戦を突破(写真協力=高校サッカー年鑑)

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のサッカー競技は2日に開幕。U-16世代の少年男子の部の1回戦第1試合が行われた。福岡県、愛知県、京都府、千葉県が2回戦進出を決めている。

 2019年以来3年ぶり開催となった今大会は24チームが参加。佐賀県と千葉の好カードは後半から試合が動く。佐賀は後半26分に先制。DF古舘宗也(鳥栖U-18=鳥栖U-15)の右CKから混戦となり、最後はMF與座朝道(鳥栖U-18=JFAアカデミー福島U-15 WEST)が先制点を挙げた。

 しかし、千葉県も反撃に出る。失点から7分後の後半33分、MF原希優羽(千葉U-18=千葉U-15)の左CKから混戦。最後はFW戸田晶斗(柏U-18=VITTORIAS FC)がゴールを仕留め、1-1と同点に追いついた。

 決着はPK戦に持ち込まれた結果、千葉が5-4で勝利。3日の2回戦に駒を進めた。

 京都は福島県に4-0で快勝。後半3分にDF神田幸太郎(京都U-18=神戸FCジュニアユース)がCKをヘディングシュートで決め切り、先制ゴールを奪う。同16分にはMF谷田伎倖杜(京都橘高=京都U-15)が追加点を決めた。31分と後半アディショナルタイム2分過ぎにはMF宮地陸翔(京都橘高=G大阪門真ジュニアユース)がダメを押し、完封で逃げ切った。

 福岡は愛媛県に逆転勝利。前半19分にDF早瀬侑希(愛媛U-18=広島ジュニアユース)に先制ゴールを奪われるが、前半終了間際にFW前田一翔(福岡U-18=ルーヴェン福岡FC)が同点ゴールを挙げる。後半33分にはFW倉田連(東海大福岡高=FCグローバル)がクロスバーの跳ね返りを決め切り、2-1で試合をひっくり返した。

 愛知は富山県との接戦を1-0で制す。前半は積極シュートも結実せず。しかし、後半開始早々にFW山端寧生(東邦高=愛知FC一宮U-15)が値千金の先制ゴールを挙げた。この1点を守り切った愛知が1回戦突破を決めた。

【1回戦】
(10月2日)
[下野市大松山運動公園 陸上競技場]
福岡県 2-1 愛媛県
[福]前田一翔(35分+2)、倉田連(68分)
[愛]早瀬侑希(19分)


青森県 12:00 長崎県

[益子町南運動公園 陸上競技場]
富山県 0-1 愛知県
[愛]山端寧生(36分)

兵庫県 12:00 東京都

[真岡市総合運動公園 陸上競技場]
福島県 0-4 京都府
[京]神田幸太郎(38分)、谷田伎倖杜(51分)、宮地陸翔2(66分、70分+2)

鹿児島県 12:00 北海道

[真岡市総合運動公園運動広場(人工芝)]
佐賀県 1-1 (PK4-5) 千葉県
[佐]與座朝道(61分)
[千]戸田晶斗(68分)


岡山県 12:00 栃木県

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