第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」サッカー競技少年男子の部は6日、決勝を行った。神奈川県が青森県に2-1で勝利。17年以来8回目の優勝を果たした。

　GK山下将真(横浜F・マリノスユース、1年=FC府中U-15出身)はU-16日本代表にも名を連ねる189cmの大型守護神。今回の国体は交代出場の2試合に留まったが、サイズ感抜群のGKは無失点で優勝に貢献した。その山下が優勝の喜びや今後への意気込みについて語った。

―日本一になった感想は?
「優勝できて良かったです。ミニ国(関東ブロック予選)は最初自分が出ていたんですけれども、今大会は折原君がレギュラーで出ていて、自分はベンチで声を出したり、出れた時はしっかりと折原君の分までしっかり無失点で終わらせるというところだったので、自分が出た時は全部無失点で終わらせたので自分の役目は果たせたかなと思います」

―国体で課題となったことは?
「課題は出られる選手になることと、自分の特長をもっと発揮できるようになりたいですね。自分の強みはこの高さであったり、高さの割には動けるところなんですけれども、そういうところをもっと活かして、(できる)プレーを増やして行ければと思っています」

―今後への意気込みを教えて下さい。
「マリノスは少し変わったサッカーをするので、GKがDFラインの裏をしっかりケアする。この経験をマリノスに持ち帰って、しっかりと頑張って行きたいと思っています」

(取材・文　吉田太郎)

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