裏方の役割も、ゴミ拾いも手を抜かずに準備。静岡県はPK戦でヒーローのGK山田竜之介(清水ユース)ら選手、スタッフのチームワークで準決勝進出
PK戦2人目、静岡県GK
[10.5 国スポ少年男子の部準々決勝 岡山県 0-0(PK3-5)静岡県 ビックレイクC]
静岡県は選手、スタッフのチームワークで国スポ4強入りを勝ち取った。0-0の後半終了直前にGK山田竜之介(清水ユース/1年=清水ジュニアユース出身)を投入。初戦を含めてここまで出番のなかったGKにPK戦を託した。
岡本淳一監督(浜松開誠館中)は山田の起用理由について、「彼も色々な形でチーム支えたりとか、色々な中でずっとサブGKだったんですけど、いい準備を常にしてくれてたんで、そういう意味で託してっていう感じです」と説明する。
その山田が岡山県2人目のシュートを右に跳んでストップ。山田は「後半30分ぐらいに『PKあったら行くぞ』って言われていたので、そこで出たら絶対止めてやるっていう気持ちもありましたし、出れない期間も常にケアしっかりやったり、チームの仕事したり、そうやってチームのプラスになることをしていたから、今回止めることができたと思います」。事前にキッカーのデータをもらっていたが、最後は直感。跳ぶ方向を決めて跳躍し、ボールを力強く弾き出した。
「めちゃくちゃ気持ち良かったです。みんな昨日からずっとハードワークして身体張ってくれてたんで、チームの人の気持ちに応えたいって思いもありましたし、両親と兄も今回応援に来てくれていたんで、ほんとに止めて良かったです。自分が毎日チームの仕事したり、ゴミ拾ったり、そういうところを神様が見てくれてんだんじゃないかなと思います」。積み重ねてきたことがチームを救うビッグセーブと白星に繋がった。
この試合は、チームが攻め続ける中、GK櫨瑞貴(磐田U-18/1年)が交代するまで集中した守りを継続。CB岩下雄飛(東海大静岡翔洋高/2年)と怪我の注目CB西野陽向(磐田U-18/1年)に代わって招集されたCB石川塔梧(浜松開誠館高/1年)の両DFも焦れることなく、相手のカウンター攻撃に対応していた。この2人が相手の決定的なシーンを防いだ場面も。左SB大橋大洋(藤枝東高/2年)や右SB品竹友哉(清水ユース/1年)を含めてDF陣が無失点で乗り切ったからこその勝利でもあった。
そして、PK戦では岩間康孝GKコーチの「自信持って送り出せます」の言葉も後押しに起用された山田が活躍。岡本監督は「色んなコーチ陣にそれぞれ役割があって、色々な形で凄く良いサポートをしてくれているんで、そういう意味では、今日のゲームは選手とスタッフもそうですけど、チームワークで勝てたかなっていう感じはします」と感謝した。
チームは準決勝まで勝ち上がり、岡本監督が「だんだん良くなって、言うことがなくなってきている」という成長も。準々決勝では交代出場のMF庵原進太(富士市立高/1年)が自分の良さを存分に出す形で鋭いドリブルを連発し、シュートシーンを生み出していた。
アタッカー陣がチャンスを作り続けながらもゴール前で冷静さを欠いた部分があったことは確か。必死に守ってくる岡山県ゴールをこじ開けることができなかったが、岡本監督は「ゲームの中でもちょっとした変化が見れたところがあるんで、明日やってくれるんじゃないか」と期待する。
静岡県は6日の準決勝で愛媛県と対戦。山田は「スタートでも、ベンチメンバーでもやることは変わらず、チームのプラスになることができたらと思います。先が見えて来てる中でもやっぱり一戦一戦。次は愛媛に絶対勝つためのことっていうのをもう今からやっていかないといけないと思いますし、今からできることを全員で共有して、一致団結して、またチャレンジャーとして臨みたいと思います」。22回目の優勝へ、静岡県が個の力とチーム力でライバルたちを上回る。






(取材・文 吉田太郎)
●第79回国民スポーツ大会特集
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静岡県は選手、スタッフのチームワークで国スポ4強入りを勝ち取った。0-0の後半終了直前にGK山田竜之介(清水ユース/1年=清水ジュニアユース出身)を投入。初戦を含めてここまで出番のなかったGKにPK戦を託した。
岡本淳一監督(浜松開誠館中)は山田の起用理由について、「彼も色々な形でチーム支えたりとか、色々な中でずっとサブGKだったんですけど、いい準備を常にしてくれてたんで、そういう意味で託してっていう感じです」と説明する。
その山田が岡山県2人目のシュートを右に跳んでストップ。山田は「後半30分ぐらいに『PKあったら行くぞ』って言われていたので、そこで出たら絶対止めてやるっていう気持ちもありましたし、出れない期間も常にケアしっかりやったり、チームの仕事したり、そうやってチームのプラスになることをしていたから、今回止めることができたと思います」。事前にキッカーのデータをもらっていたが、最後は直感。跳ぶ方向を決めて跳躍し、ボールを力強く弾き出した。
「めちゃくちゃ気持ち良かったです。みんな昨日からずっとハードワークして身体張ってくれてたんで、チームの人の気持ちに応えたいって思いもありましたし、両親と兄も今回応援に来てくれていたんで、ほんとに止めて良かったです。自分が毎日チームの仕事したり、ゴミ拾ったり、そういうところを神様が見てくれてんだんじゃないかなと思います」。積み重ねてきたことがチームを救うビッグセーブと白星に繋がった。
この試合は、チームが攻め続ける中、GK櫨瑞貴(磐田U-18/1年)が交代するまで集中した守りを継続。CB岩下雄飛(東海大静岡翔洋高/2年)と怪我の注目CB西野陽向(磐田U-18/1年)に代わって招集されたCB石川塔梧(浜松開誠館高/1年)の両DFも焦れることなく、相手のカウンター攻撃に対応していた。この2人が相手の決定的なシーンを防いだ場面も。左SB大橋大洋(藤枝東高/2年)や右SB品竹友哉(清水ユース/1年)を含めてDF陣が無失点で乗り切ったからこその勝利でもあった。
そして、PK戦では岩間康孝GKコーチの「自信持って送り出せます」の言葉も後押しに起用された山田が活躍。岡本監督は「色んなコーチ陣にそれぞれ役割があって、色々な形で凄く良いサポートをしてくれているんで、そういう意味では、今日のゲームは選手とスタッフもそうですけど、チームワークで勝てたかなっていう感じはします」と感謝した。
チームは準決勝まで勝ち上がり、岡本監督が「だんだん良くなって、言うことがなくなってきている」という成長も。準々決勝では交代出場のMF庵原進太(富士市立高/1年)が自分の良さを存分に出す形で鋭いドリブルを連発し、シュートシーンを生み出していた。
アタッカー陣がチャンスを作り続けながらもゴール前で冷静さを欠いた部分があったことは確か。必死に守ってくる岡山県ゴールをこじ開けることができなかったが、岡本監督は「ゲームの中でもちょっとした変化が見れたところがあるんで、明日やってくれるんじゃないか」と期待する。
静岡県は6日の準決勝で愛媛県と対戦。山田は「スタートでも、ベンチメンバーでもやることは変わらず、チームのプラスになることができたらと思います。先が見えて来てる中でもやっぱり一戦一戦。次は愛媛に絶対勝つためのことっていうのをもう今からやっていかないといけないと思いますし、今からできることを全員で共有して、一致団結して、またチャレンジャーとして臨みたいと思います」。22回目の優勝へ、静岡県が個の力とチーム力でライバルたちを上回る。






(取材・文 吉田太郎)
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