招集は国スポ開幕の1週間前。本来ボランチのCB石川塔梧(浜松開誠館)が決勝でも守備力発揮し、準Vに貢献
緊急招集ながらも静岡県の守りを支えたCB
[10.7 国スポ少年男子の部決勝 東京都 2-1 静岡県ビックレイクC]
招集されたのは、国スポ開幕のわずか1週間前。負傷離脱したU-16日本代表センターバック(CB)西野陽向(磐田U-18/1年)の“代役”として静岡県選抜に加わった。本来のポジションはボランチ。だが、CB石川塔梧(浜松開誠館高/1年=FC豊橋デューミラン出身)は、全国トップレベルのFWたちを相手に健闘し、準優勝に大きく貢献した。
ボランチでのインターセプトやカバーリングを得意にしているとは言え、CBでの招集は不安があったことを明かす。だが、石川は「静岡の代表に選ばれたからには、『もう、やるしかないな』っていう感じでした」。初戦から決勝まで全4試合でフル出場。準決勝までは3試合連続無失点で終え、決勝でも流れの中からは得点を許さなかった。
東京都との決勝では、いずれも年代別日本代表のFW城秀人(FC東京U-18/1年)やMF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)らと対峙。「相手もいい選手で、結構手こずったんですけど、自分としては結構頑張れたかなと」。アグレッシブに前へ出て、ボールを奪い取る力を見せていた。
特に守備面、フィジカル面について、どの相手に対しても通用したという手応えがある。「インターセプトとか、前の選手へのアタックとか、結構ボールを奪い切れたりしたんで、そこは自信になりました。ボランチになっても、前へのアタックは自信持っていけるようになりました」。できたことも多かっただけに、決勝でセットプレーから喫した失点を悔しがった。
前半18分にCKから中央で合わされて失点。前半29分の2点目は直接CKでやむを得ない部分もあるが、1点目は防げる失点だったと考えている。「そこで対応し切れなかったのは、チームとしても、個人としても課題でした」。1-2で敗戦。石川はより自分自身を成長させることを誓っていた。
「いいプレーもあったんですけど、同年代で全国大会の選手になってくると、やっぱりまだまだな部分も見えたので、個人としてもっと成長していく必要はあるかなと思います。技術的な部分で、もっと攻撃面で、もっといいところを出せるような選手になりたいなと思いました。もっと攻守でチームの要にとなる選手になれるようにしたいです」
目標とする選手は日本代表MF佐野海舟(マインツ)だ。その石川は「今大会は最後、悔しい形で終わってしまったので、やっぱりこの借りを返せるのは、1番近いので選手権だと思うんで、次は今大会で一緒にやったメンバーはライバルになるんですけど、そこで負けないように、チームとして全国大会にまず出場できるようにやっていきたいです」。貴重な4試合の経験を成長に結びつけ、準優勝の悔しさを選手権で晴らす。






(取材・文 吉田太郎)
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招集されたのは、国スポ開幕のわずか1週間前。負傷離脱したU-16日本代表センターバック(CB)西野陽向(磐田U-18/1年)の“代役”として静岡県選抜に加わった。本来のポジションはボランチ。だが、CB石川塔梧(浜松開誠館高/1年=FC豊橋デューミラン出身)は、全国トップレベルのFWたちを相手に健闘し、準優勝に大きく貢献した。
ボランチでのインターセプトやカバーリングを得意にしているとは言え、CBでの招集は不安があったことを明かす。だが、石川は「静岡の代表に選ばれたからには、『もう、やるしかないな』っていう感じでした」。初戦から決勝まで全4試合でフル出場。準決勝までは3試合連続無失点で終え、決勝でも流れの中からは得点を許さなかった。
東京都との決勝では、いずれも年代別日本代表のFW城秀人(FC東京U-18/1年)やMF梶山蓮翔(FC東京U-18/1年)らと対峙。「相手もいい選手で、結構手こずったんですけど、自分としては結構頑張れたかなと」。アグレッシブに前へ出て、ボールを奪い取る力を見せていた。
特に守備面、フィジカル面について、どの相手に対しても通用したという手応えがある。「インターセプトとか、前の選手へのアタックとか、結構ボールを奪い切れたりしたんで、そこは自信になりました。ボランチになっても、前へのアタックは自信持っていけるようになりました」。できたことも多かっただけに、決勝でセットプレーから喫した失点を悔しがった。
前半18分にCKから中央で合わされて失点。前半29分の2点目は直接CKでやむを得ない部分もあるが、1点目は防げる失点だったと考えている。「そこで対応し切れなかったのは、チームとしても、個人としても課題でした」。1-2で敗戦。石川はより自分自身を成長させることを誓っていた。
「いいプレーもあったんですけど、同年代で全国大会の選手になってくると、やっぱりまだまだな部分も見えたので、個人としてもっと成長していく必要はあるかなと思います。技術的な部分で、もっと攻撃面で、もっといいところを出せるような選手になりたいなと思いました。もっと攻守でチームの要にとなる選手になれるようにしたいです」
目標とする選手は日本代表MF佐野海舟(マインツ)だ。その石川は「今大会は最後、悔しい形で終わってしまったので、やっぱりこの借りを返せるのは、1番近いので選手権だと思うんで、次は今大会で一緒にやったメンバーはライバルになるんですけど、そこで負けないように、チームとして全国大会にまず出場できるようにやっていきたいです」。貴重な4試合の経験を成長に結びつけ、準優勝の悔しさを選手権で晴らす。






(取材・文 吉田太郎)
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