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ボイコット示唆のナイジェリアを日本マネーが救う?高須院長が支援に名乗り

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 リオデジャネイロ五輪で日本代表を下すなど、B組を1位通過したナイジェリア代表が大変なことになっている。

 大会前から現地入りが遅れるなど、何かとお騒がせのナイジェリアだが、やはり金銭面のトラブルは深刻なようだ。『アフリカンフットボール』は、五輪代表のサムソン・シアシア監督が準々決勝デンマーク戦のボイコットを示唆したと伝えた。

 報道によると、直前合宿のアメリカでの滞在費や移動費もすべて自腹。さらに五輪に入ってからの手当ても1日あたり150ドル(約1万5000円)程度で、シンシア監督に至っては5か月もの間、給与を受け取っていないのだという。そしてシアシア監督は地元ラジオ局のインタビューでこの事実を認め、準々決勝のボイコットを示唆したというのだ。

 オーバーエイジで参戦するMFジョン・オビ・ミケル(チェルシー)が現地での滞在費や移動費を負担したとの報道もある。この不測の事態にチームスタッフ以下選手たちも我慢の限界に達しているようだ。

 そこに思わぬところから声が挙がっている。高須クリニックの高須克弥院長だ。ツイッター(@katsuyatakasu)を更新した高須氏は、「本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす。僕の申し出は受けとれないシステムなんだろうか?誰か彼らと連絡取れる人はいないか?僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなん」(原文ママ)とツイート。ナイジェリアへの支援に名乗りを上げた。

 この声に反応したのが、ナイジェリアでサッカークラブのオーナーをしているという加藤明拓氏。ナイジェリアサッカー協会への橋渡しを約束すると、高須氏は加藤氏とフェイスブックでやり取りを開始したことを報告。「ナイジェリアのサッカーチームがメダル取ったら褒美はいくら?って問い合わせが来たので『全員にもれなく、金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円を各自に手渡す』と伝えたぞなう。」(原文ママ)と具体的なやり取りを明かした。

 初戦で日本を下した時から資金面での援助を示唆していた高須氏。本格的にナイジェリアを救うことになるのだろうか。

●リオデジャネイロ五輪特集

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