beacon

来日中の東京五輪ドイツ代表に激震…親善試合中に人種差別を受けて“試合放棄”

このエントリーをはてなブックマークに追加

U-24ドイツ代表の選手が人種差別を受けた

 ドイツサッカー連盟(DFB)は17日、東京オリンピックに臨むU-24ドイツ代表が同日にU-24ホンジュラス代表と親善試合を行ったところ、DFジョーダン・トルナリガ(ヘルタ・ベルリン)が人種差別を受け、途中で試合を中止したことを発表した。

 DFB公式サイトによると、ドイツは17日の午前中に和歌山県内でホンジュラスとの親善試合(30分x3本)を実施。しかし、1-1で迎えた終了5分前にトルナリガが人種差別的な罵声を浴びせられたため、ドイツの選手たちはタイムアップを待たずにピッチを離れることを決定したという。

 シュテファン・クンツ監督はDFBを通じ、「選手の1人が人種差別を受けた場合、プレーを続けるという選択肢はない」とコメントした。

 ドイツは本大会でグループDに入り、22日にブラジル、25日にサウジアラビア、28日にコートジボワールと対戦する予定となっている。

ヘルタ・ベルリンに所属するU-24ドイツ代表DFジョーダン・トルナリガ


●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

TOP