U-24メキシコ代表のGKギジェルモ・オチョア(クラブ・アメリカ)が25日に行われる東京オリンピックのグループA第2節・U-24日本代表戦を前に、「とても激しい戦いになるだろう」と気を引き締めた。メキシコ『メディオ・ティエンポ』が伝えている。

　オチョアはこれまで国際Aマッチ通算114試合に出場。W杯では4大会連続でメキシコ代表メンバーに選ばれている。その豊富な経験を生かし、今大会のU-24フランス代表との初戦(○4-1)では好セーブを連発。メキシコの白星スタートに貢献した。

　オーバーエイジ枠としてキャプテンを務める36歳GKは、昨年11月18日にオーストリアで開催された国際親善試合の日本代表戦(○2-0)にも出場。そのときの経験を引き合いに出し、今回の一戦を展望している。

「日本は難しい相手だと思っている。彼らはホスト国だし、とても激しい戦いになるだろう。少し前にオーストリアで親善試合を行ったが、フィジカル的にも技術的にも優れたチームで、僕も何人かの選手を知っている。簡単なゲームにはならないだろうね」

　オチョアは警戒感を示す一方で、「彼らはホスト国であり、義務付けられたものもある。僕たちはその状況を有利にコントロールしなければならないね」と勝利へのイメージも膨らませた。

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