beacon

「日本人一人一人に謝罪した」なでしこ撃破のスウェーデンGKが告白

このエントリーをはてなブックマークに追加

スウェーデン女子代表GKヘドビグ・リンダール

 スウェーデン女子代表GKヘドビグ・リンダールがなでしこジャパン(日本女子代表)との東京オリンピック準々決勝(○3-1)後、日本人選手たちに謝罪していたことを明かした。スウェーデン『アフトンブラーデット』が伝えている。

 30日の準々決勝でなでしこと激突したスウェーデンは、前半7分にセットプレーの流れからDFマグダレナ・エリクソンがヘディングを決めて先制。同23分になでしこのFW田中美南に同点弾を許したが、後半8分にFWスティナ・ブラックステニウスが勝ち越しゴールを挙げると、同23分にはMFコソバレ・アスラニがPKを沈め、3-1で開催国を破った。

 試合後は悲しみに暮れる日本人選手たちをスウェーデンの選手たちが慰めるシーンが見られたが、リンダールもその一人だったようだ。

 守護神はスウェーデン『スポーツブラデット』のインタビューで「(ベスト4進出は)とても嬉しいですが、実際は少し複雑です。私は通りかかった日本人一人一人にごめんなさいと言いました。相手への思い入れが強すぎて、これ以上のことはできません。彼女たちを本当に気の毒に思います。同時に、自分たちが良い試合をしたことをもちろん嬉しく、誇りに思っています」と語った。

 また、同日に自身のインスタグラム(@hedviglindahl)を更新し、GK山下杏也加と握手する写真を投稿。日本語で「ゲームとおもてなし、日本に感謝します。あなたのチームはとても良い試合をしました。準決勝に出場できてとてもうれしいですが、日本の選手や人々にも悲しみを感じています。今後ともよろしくお願いいたします」とつづり、ホスト国に対するリスペクトを示した。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

TOP