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「最高の状態」と日本を分析するスペイン紙、注目する日本人選手は…

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スペインと決勝進出を懸けて戦う日本

 東京オリンピック準決勝が3日に各地で行われ、U-24日本代表とU-24スペイン代表、U-24メキシコ代表とU-24ブラジル代表が対戦する。スペイン『マルカ』は決勝進出を懸けた戦いに向け、各チームの状況や見どころなどを紹介。日本からは、やはり同国でプレーするMF久保建英が注目選手に挙げられている。

 開催国の日本は今大会唯一のグループリーグ3連勝で首位通過を果たし、準々決勝のニュージーランド戦(0-0、PK4-2)では苦しみながらもベスト4進出を決めた。

 同紙は森保一監督が率いるチームについて「この夏、日本代表はファンの期待に応えるべく、ここまで素晴らしい結果を残してきた」と評価。「グループリーグで3戦全勝した唯一のチームであり、ニュージーランド戦ではPK戦の末での勝利だったが、スペイン戦では最高の状態を取り戻してくるだろう」と展望している。

 続けて今大会3ゴールと好調を維持する久保をピックアップ。「どんなチームにも勝てるスター性を持っており、所属元であるレアル・マドリーからも注目されているだけに、スペイン戦では勝利につながるパフォーマンスを発揮したいところだ」と20歳MFの活躍を期待した。

 一方、自国に関しては「スペインはまだ本調子ではなく、準々決勝を突破するためにはコートジボワールとの延長戦を勝ち抜かなければならなかった」とレポート。それでも「この勝利で見せた反発力は彼らの心の支えになっているだろう」と続け、「(スペインは)DFパウ・トーレス、MFペドリ、FWダニ・オルモ、FWマルコ・アセンシオなど、今大会で残っている中で最も強力なメンバーを揃えている。さらに、FWラファ・ミルも逸材かもしれない。彼は火曜日(3日)の日本戦で、コートジボワール戦でのハットトリックに続く活躍を期待されている」と締めくくった。

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