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午前11時開始に悲鳴…五輪サッカー女子決勝の開始時間が変更の可能性、スウェーデンとカナダが要請

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決勝進出を決めたスウェーデン女子代表

 東京オリンピックのサッカー女子は6日午前11時に決勝を開催予定。優勝を争うスウェーデン女子代表とカナダ女子代表が、猛暑を避けるために試合開始時間の変更を訴えている。カナダ『グローブ・アンド・メール』が伝えた。

 4日には35度を超える今年初の猛暑日が予想される東京で、東京五輪はここまで開催中。テニス男子では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが午前11時開催からの変更を要請し、午後3時以降に変更されることもあったが、サッカーでもこの変更が適用されるかもしれない。

 サッカー女子決勝に駒を進めたスウェーデンとカナダが東京五輪の主催者に対し、日中の遅い時間に変更するように要請した。本来は午前11時に開催が予定されており、両チームともに選手の健康状態を心配しているという。

 スウェーデン女子チームの責任者であるマリカ・ドマンスキー・ライフォルス氏は記者団に対し、「私はきょう、国際サッカー連盟(FIFA)に連絡を取りました」と要請した事実を語っている。

「選手の健康を憂慮しており、試合時間の変更を要請しています。午後や夕方にプレーすることでもかなり大きな違いがある。このままでは猛暑にさらされることになってしまう」

 スウェーデンサッカー協会(SvFF)はカナダとともに国際オリンピック委員会(IOC)にも試合時間変更の手紙を送ったという。ライフォルス氏は「午前11時に試合をしなければならないのであれば、準備はできています。しかし、パフォーマンスと試合のことを考えると、遅らせたほうがいいことは明らかです。カナダもまったく同じ意見です」と強調している。

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