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谷を慰める姿に反響…百戦錬磨の36歳メキシコ代表GKオチョアが歓喜の涙「お父さんは五輪のメダリストだと」

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U-24メキシコ代表GKギジェルモ・オチョア

 U-24メキシコ代表のGKギジェルモ・オチョアが東京五輪3位決定戦の勝利後、涙を流してメダル獲得を喜んだ。『マルカ』メキシコ版が伝えている。

 3位決定戦ではメキシコが3-1で日本を退けた。グループリーグでは日本が2-1で勝利していたが、メキシコがリベンジを達成し、銅メダルを獲得した。

 36歳のオチョアはオーバーエイジ枠で、チームのキャプテンとして東京五輪に出場。この試合でもファインセーブを連発し、メダル獲得に貢献した。試合後は涙するGK谷晃生に歩み寄り、頭や肩をなでて声をかける紳士的な姿があり、反響を呼んでいる。

 オチョアはこれまでメキシコ代表としてワールドカップも経験した百戦錬磨のベテラン守護神だが、メダル獲得を決めると、チームの輪の中でこらえきれずに歓喜の涙を流していた。『マルカ』は「オチョアは目標を達成し、喜びの叫びを抑えることができなかった」と伝えた。

 試合後のインタビューで、守護神は「メキシコや家に手ぶらで帰りたくなかった」と語った。

「我々が心に抱くメダルだ。メキシコの歴史に刻む、そして、人生のメダルだ。子どもたちが成長したら、お父さんはオリンピックのメダリストだと言うことができるよ」

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