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明治大GK上林豪「セレッソに帰りたい思い一心で」今夏大活躍のC大阪アカデミー出身

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PK戦でストップをみせたGK上林豪(2年=C大阪U-18)

[8.26 総理大臣杯3回戦 大阪学院大1-1(PK5-4)明治大]

 スタメン6人に変更があった明治大だが、GKも遠藤雅己(4年=桐蔭学園高/横浜FC内定)からGK上林豪(2年=C大阪U-18)に代わっていた。

 PK戦では3人目のMF國分龍司(4年=G大阪ユース)のシュートをストップするなど、3人を失敗に追い込んだが、勝利に導くことはできず。上林も「PK戦では止めれた部分もあったけど、相手のGKが上だったのかなと思います」と肩を落とした。

 一人しか出られないのが、GKというポジション。プロ内定選手が先輩でいようと、ポジションを奪い取らないといけない。「僕と遠藤さんの他に2人、トップに合計4人がいて、栗田監督からも誰が出てもそん色ないと言っていただけるような競争ができている」。練習から一つのミスも許されない緊張感のある環境が、レベルアップに繋がっていると胸を張る。

 古巣であるC大阪アカデミーは、今夏のクラブユース選手権を席巻。U-15、U-18、そしてU-18の女子チームも日本一に輝いた。「知っている後輩が活躍して結果を残している。あれだけアカデミーが結果を残しているのは凄いなと思いますし、自分も負けていられないなと刺激になっています」と話す上林。「セレッソに帰りたい思い一心でプレーしている」と力強く話す20歳は、この敗戦を必ず肥やしにする。

(取材・文 児玉幸洋)
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