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千葉県市川市にイングランド名門の公式サッカースクール、「アーセナルサッカースクール市川」設立発表

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 4日、千葉県市川市の市川駅行政サービスセンター「I-Linkルーム」でアーセナル(イングランド)の公式サッカースクールである「アーセナルサッカースクール市川」設立記者会見が開催された。

 イングランド・プレミアリーグの強豪であり、欧州を代表するクラブのひとつであるアーセナルの公式サッカースクールは世界で20番目、日本では市川市に誕生する「アーセナルサッカースクール市川」が初めてとなる。「次々と世界の舞台で活躍する若手選手が生まれてくるアーセナル・メソッドを日本の子どもたちに伝えたい」という思いで設立された「アーセナルサッカースクール市川」。現在アーセナルに所属するFW宮市亮のように、この「アーセナルサッカースクール市川」からもイングランドの名門に進む才能が飛び出してくるか。会見に出席した「アーセナルサッカースクール市川」の幸野健一社長は「ダイレクトプレーがたくさんあるような素晴らしいパス回しとか、攻撃のアイディアなど、トップチームのアーセン・ベンゲル監督が提唱するクリエイティブなスタイルを私どものクラブでも子どもたちに伝えていきたいと思っています。このクラブから第2の宮市選手となるような選手を育てていきたい」と語った。

 同サッカースクールは4月に完成予定の国際級フルピッチ人工芝グラウンド、「北市川フットボールフィールド」を活動場所として4歳から12歳までは各世代男女混合のスクール、そして13歳から15歳までのジュニアユース世代は男女ともにチーム登録してクラブチームとして活動していく予定となっている。またコーチングスタッフは選手、指導者として経験豊富な人材たちだ。元清水エスパルスFWで、長年同クラブの強化部スカウト統括を担当していた興津大三氏がGMを務めるほか、コーチには前・大宮アルディージャジュニアユースコーチのロビー・セルフェイス氏やコンサドーレ札幌などでプレーした経歴を持つ権東勇介氏が名を連ね、加えてイギリスのアーセナルから常任のコーチも来日し、指導する模様。市川市の大久保博市長は「サッカー少年、少女の夢が膨らむと思う」と期待した。

 クラブチーム登録をするジュニアユース世代の新中学1年生、新中学2年生の男女を対象としたセレクションは2月15日と22日に開催される予定となっている。

[写真]左から大久保市川市長・、一般財団法人市川市スポーツクラブ・扇田代表、アーセナルスクール部門マネージャー・メセレル氏、アーセナルサッカースクール市川・幸野社長、アーセナルサッカースクール市川・興津GM

(取材・文 吉田太郎)

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