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「adidas UEFA Young Champions」“日本代表”、逆転劇の女子CL決勝から刺激

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 5対5のミニゲーム形式で世界一を競う「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」に出場する“日本代表”6選手は22日午後、リスボン(ポルトガル)市内で女子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝を観戦。目の前で展開された欧州一を懸けた熱戦で刺激を受け、23日の世界大会へ向けて気持ちを昂ぶらせた。

 女子CL決勝は前回大会女王のボルフスブルク(ドイツ)とティレセ(スウェーデン)が激突。前半を0-2で折り返したボルフスブルクが後半立ち上がり、サイドと相手の背後を突く攻撃で同点に追いついたが、ティレセは後半11分、ブラジル女子代表FWマルタが切り返しから右足でカーブをかけた鮮やかな一撃を決めて再びリードを奪う。それでも23分に再び追いついたボルフスブルクは35分、右サイドからの折り返しをFWミュラーが執念で押し込んで逆転。そのまま逃げ切り4-3で2連覇を達成した。

 華麗なゴールあり、球際で相手を弾き飛ばすような激しいプレーあり、そして逆転劇で決着のついた女子CL決勝。「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」“日本代表”の梅津克貴(アスペガス生駒FC)は「空中戦とか、球際とか激しく行っていて驚きました。それを見習って明日も相手に負けないくらい球際行きたい」とその姿勢を見習うことを誓い、天野悠貴(FC東京U-15むさし)は「DFラインのカバーがお互いできていなくて、互いに点取り合ったけれど、両チームともいい試合だった。自分たちが勝っていても最後まで油断しないで真剣にやり続ける」と最後まで全力で戦うことを宣言していた。

[写真]女子CL決勝会場前で写真におさまる「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」“日本代表”6選手

(取材・文 吉田太郎)

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