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元なでしこFW永里優季が男子チームでデビュー! 終盤に途中出場…兄・源気のダメ押し弾で白星飾る

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FW永里優季が男子チームでデビューを飾った ※写真は2019年のもの

 神奈川県社会人リーグ2部は18日に第3節を行い、はやぶさイレブンは山王FCに3-1で勝利。9月10日に加入していた元なでしこジャパンのFW永里優季は後半41分から途中出場し、男子チームでのデビューを飾った。

 永里は期限付き移籍で神奈川県2部リーグのはやぶさイレブンに加入。女子選手が男子1種チームに加わるという日本サッカー界史上初の歴史的チャレンジに、永里は入団会見で「男性の中でどれだけできるかというのは正直未知数なところが大きいと感じているが、海外での経験や積み重ねたトレーニングを生かして、チームのためにベストを尽くしていきたい」と語っていた。

 リーグ戦は9月20日に開幕していたが、永里は今節から出場可能に。ベンチメンバーとして名を連ね、2-1で迎えた後半41分、途中出場でデビューを飾った。試合は後半アディショナルタイムに永里の兄・源気がダメ押しの3点目を挙げ、3-1で勝利を収めている。

 なでしこジャパンの一員として2011年女子W杯優勝に貢献した永里は01年から09年まで日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)に在籍し、その後はドイツのポツダム、ボルフスブルク、フランクフルト、イングランドのチェルシーなどでプレー。17年からはアメリカのシカゴ・レッドスターズに所属している。今回の加入は期限付き移籍で、契約上は来春のリーグ戦開幕時にレッドスターズに復帰する形となっている。

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