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ブラインドサッカー「アクサ×KPMG 2020カップ」準決勝ラウンドおよび決勝ラウンドの開催中止が決定

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「アクサ×KPMG 2020カップ」準決勝ラウンドおよび決勝ラウンドの開催が中止に

 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は1日、延期が発表されていた「〜ブラインドサッカーを未来へつなごう〜 アクサ×KPMG ブラインドサッカー2020カップ(以下アクサ×KPMG 2020カップ)」の準決勝ラウンド、および2月27日を予定していた決勝ラウンドの開催中止を発表した。準決勝ラウンドの出場チームには、親善試合が検討されているという。

 ブラインドサッカーは例年、クラブチームを対象にした「アクサ ブレイブカップ」(日本選手権)と、KPMGカップ(クラブチーム選手権)の2つの全国大会を開催してきた。しかし、コロナ禍によりそれぞれが中止。JBFA主導のもと、長期間にわたる会場分散開催という形で、代替大会として「アクサ×KPMG 2020カップ」の開催が決定していた。

「アクサ×KPMG 2020カップ」は昨年10月と11月に1stラウンドを実施。兵庫サムライスターズ、A-pfeile広島BFC、埼玉T.Wings、コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ、パペレシアル品川、ラッキーストライカーズ福岡、free bird mejirodai、たまハッサーズの8チームの準決勝ラウンド進出が決定していた。しかし、1月14日に準決勝ラウンドの延期が発表。そして今回、準決勝ラウンドおよび決勝ラウンドの開催中止が決定となった。

 細心の注意をはらって開催に取り組んできたJBFA。リリースでは「2021年1月8日および13日に政府の緊急事態宣言が、本大会開催予定地や一部出場チームの活動拠点地域を対象に発令されましたが、その影響により、出場予定選手が大会に向けて十分な練習ができないこと、また医療提供体制の逼迫状況が変わらないことを鑑み、出場予定選手および大会関係者の健康と安全を最優先に考慮したうえで、本大会の準決勝ラウンドおよび決勝ラウンドの中止を決定しました」と中止の経緯を伝えている。

 準決勝ラウンドに進出した8チームには、今後親善試合の開催を検討するという。開催方針が決まり次第、追って発表される。

【アクサ×KPMG ブラインドサッカー2020カップ大会HP】
https://2020cup.b-soccer.jp/


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