beacon

元日本代表MF長澤氏が浜松大監督に就任

このエントリーをはてなブックマークに追加
 東海大学サッカー1部リーグに所属する浜松大サッカー部の新監督に、元日本代表MFで女優長澤まさみ(20)の父でもある長澤和明氏(49)が就任することに決まり、23日、同大で就任記者会見が行われた。
 長澤氏はJリーグ磐田の初代監督やJFLの本田技研(現Honda FC)監督を務め、2005年度には常葉橘高を全国高校サッカー選手権初出場に導いている。横浜FM監督に就任した桑原隆氏の後を継ぎ、29日から指揮を執る。
 24日付静岡新聞によると就任会見で長澤氏は「大学という舞台では特に人間性を大切にし、社会人としてもサッカーのプロとしても活躍できる人物を育てていきたい」と意気込みを語ったという。
 同大サッカー部は今春の新入部員約30人を含めた計140人という大所帯。8年前に現清水監督・長谷川健太氏を監督に招いてから飛躍的に実力を伸ばしてきたが、「中高、大学の一貫指導が大切」との考えから、同じ常葉学園系列の常葉橘高で指揮を執っていた長澤氏に就任を要請したとのことだ。
 常葉橘高で長澤氏の下で指導していた井幡博康氏(33=元市原MF)も同大サッカー部コーチに就任。長澤氏は「指導者を続けて約20年。4人のコーチと連携を深め後継者育成にも力を入れていきたい」と話した、と同紙は伝えている。

(文 吉田太郎)

TOP