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sfidaが“世界一美しいサッカーボール”を発表、山口歴氏デザイン「VAIS ULTIMO×MEGURU YAMAGUCHI」

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sfidaが新デザインのサッカーボール『VAIS ULTIMO×MEGURU YAMAGUCHI』を発表

 スポーツブランド「sfida」は2日、新デザインのサッカーボール『VAIS ULTIMO×MEGURU YAMAGUCHI』の販売を発表。デザインは東京・渋谷区から世界に羽ばたく現代アーティストの山口歴(ヤマグチ メグル)氏が行っている。トップモデルの「VAIS ULTIMO PRO 5」は「EAFF E-1 フットボールチャンピオンシップ 2022」の公式試合球に決定した。

『VAIS ULTIMO×MEGURU YAMAGUCHI』シリーズは、新型コロナウイルスの影響により大きく変わった世界の中で“この一球から光輝く、希望ある世界への挑戦”をコンセプトに掲げる。世の中は重い空気に包まれ、先の見えない未来に不安を抱える多くの若者が進路や仕事に大きなダメージを受けている中、ブランドアイデンティティとして「夢見ること、そして挑戦すること」を諦めないでほしい、この一球が暗い世界を照らす太陽となり、少しでも多くの人に勇気を与え、前向きになるキッカケになってほしいとの願いを込めている。

 デザインを行った山口氏はプロジェクト参加に意欲を語る。「子供の頃にアートの世界に魅了されて、それ以来ずっとアートの道をただひたすらに歩んできましたが、今回ご縁があって、スポーツの世界と繋がる事が出来ました。自分が歩いてきた道が、実は色んな世界に繋がっているんだなと思うと、とても嬉しく思いますし、今後もアートの持つ可能性を追究し続け、その先に様々な出会いがある事を楽しみにしています」と伝えている。

 今回のデザインは“世界一美しいサッカーボール”というテーマ。山口氏がその経緯を語る。

「『美しさ』というのは人それぞれ異なる主観的な感覚かもしれませんが、それでも、有無を言わせぬ美しさ、つまり、本能や琴線に訴えるような、我々人間が根源的に共有している美的感覚は必ず存在すると思います」

「自分が作品を制作する時は、勿論オリジナリティや独創性を常に追究しつつも、一方では、そういう普遍的な美しさ、世界中の人が共感できる美しさを内に秘めた作品を作るように心がけています。今回のサッカーボールのデザインに際しても、特にいつもと変わったアプローチをしたという事は無くて、自分が「これしかない」と思えるような、妥協の無い唯一無二のデザインが出来たと思っています

「細かい点を挙げるとすれば、今回はボールという球体にデザインを施す事を考慮して、どの角度から見ても美しく見えるように、バランスを工夫して全体の調和が取れたデザインに仕上げました。この一球が暗い世界を照らす『美しい光になってほしい』、そんな想いが込められています」

「EAFF E-1 フットボールチャンピオンシップ 2022」の公式試合球に決定したトップモデルの「VAIS ULTIMO PRO 5」は、画期的な12枚均一パネル形状のサーマルボール。従来以上にコントロール性能が向上し、ボール軌道の安定を実現させた。ダイナミックなパネル構成で視認性も抜群。高品質PUとエンボス加工によるグリップ向上がもたらす、高度な弾力感と繊細なボールタッチとダイナミックな足元のボールムーブがあり、その蹴り感はまさに“柔”と“弾”を成す。高品質なボール製造を追求したsfidaが行き着いた“ULTIMO=究極”になっている。

『VAIS ULTIMO×MEGURU YAMAGUCHI』シリーズは2021年4月2日よりsfidaオンラインストア、または全国のスポーツショップ等で随時販売を開始する。上代は13200円(税込)。

●山口歴(やまぐち・めぐる)
1984年生まれ。東京都渋谷区出身。
2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト。絵画表現における基本的要素「筆跡/ブラシストローク」の持つ可能性を追究した様々な作品群を展開。代表的作品群"OUT OF BOUNDS"では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆跡範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆跡の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。90年代から2000年代初頭の東京ストリートカルチャーの変遷を経験して育ち、渡米後は、ALIFE、BILLIONAIRE BOYS CLUB、FTC、NIKE等アメリカのストリートカルチャーを代表するブランドの他、多くの国内外企業とのコラボレーションも行なっている。

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