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南葛SCの元日本代表MF青木剛が現役引退を表明 25日の一大決戦を前に「発表するかどうか悩みましたが…」

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クラブ公式インスタグラムより

 南葛SC(関東2部)は6日、元日本代表MF青木剛(39)が今季限りで現役を引退することを発表した。

 前橋育英高出身の青木は2001年に鹿島アントラーズでプロ生活をスタート。4度のリーグ制覇など多くのタイトル獲得に貢献し、2016年7月にサガン鳥栖へ完全移籍した。2017年シーズン最終戦でJ1通算400試合出場を達成し、翌2018年からロアッソ熊本へ。南葛SCには2019年から所属していた。日本代表としては2008年にデビューを果たし、国際Aマッチ通算2試合に出場している。

 チームは今季の関東リーグ2部で2位。25日に関東リーグ1部・2部入れ替え戦を控えている。

 青木はクラブを通じて「12月25日に昇格を懸けた一大決戦を控える大事な時期ですが、ご報告をさせていただきます。私、青木 剛は今シーズンをもちまして、引退することを決意しました」と表明。「大事な試合を控えているタイミングで、公式に発表をするかどうか悩みましたが、事後報告ではなく、自分らしくしっかりとした形でお伝えをしたかったので、このタイミングでの公表となりました」と、このタイミングで発表した理由を説明している。

 また、これまでを振り返って「サッカーをやりきるということに関しては、やりきるところまでやらせてもらえたと、偽りなく思っています。こうした心境で最後を迎えられるのは、本当にありがたいことです」と感謝。「今シーズン、あと1試合ではありますが、鹿島アントラーズ15年半、サガン鳥栖1年半、ロアッソ熊本1年で培ったもの、南葛SCでプレーした3年間、プロとして過ごした21年間のすべてを結集させて、誠実さと感謝の念を持ち、しっかりと準備します。そして、置かれた立場で役割を全うできるように、シーズンが終わるまで最善を尽くして闘います」と誓っている。

 そして「最後になりますが、自分の好きな言葉を記しておきます」とし、「『誰かのためにプレーしてこそ、サッカーには価値がある』。両親、家族、友人、関わっていただいたすべての方々、本当にありがとうございます。心から感謝しています」と締めくくった。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF青木剛
(あおき・たけし)
■背番号
15
■生年月日
1982年9月28日(39歳)
■出身地
群馬県
■経歴
前橋育英高-鹿島-鳥栖-熊本-南葛SC

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