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日本障がい者サッカー連盟、大手薬局チェーン・クオールホールディングスとパートナー契約を締結

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JIFFの北澤会長(左)、クオール㈱柄澤社長

 日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は1日、クオールホールディングス株式会社とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。期間は2022年4月1日から23年3月31日まで。

 クオールホールディングスは、クオールグループとして全国に約800店舗の薬局を展開。従業員には多くのスポーツファーマシストや管理栄養士の資格保有者がおり、医療機関と1対1の信頼関係に基づくマンツーマン薬局のほか、ローソンなどの異業種と連携した薬局など、質の高い医療と健康サポート機能を備えた薬局を拡充している。

 同社は、これまで日本ブラインドサッカー協会(JBFA)による視覚に障がいがある方やその家族を対象とした「おたすけ電話相談窓口」事業への薬剤や食事の相談、日本アンプティサッカー協会およびデフサッカーチーム(聴覚障がい者を中心としたインクルーシブチーム)へのアンチ・ドーピングや食事・栄養相談を行うなど、障がい者サッカーへの支援を行ってきた。

 リリースでは、今回の契約締結から「スポーツ団体およびアスリートへのメディカルサポートや栄養相談などの支援を拡大してまいります」と伝えている。また、「高度な専門知識を持ったスポーツファーマシストおよび管理栄養士によるサポートの場を広げることで、薬局機能を向上し、すべての人が安心して相談できる薬局づくりおよび、障がいの有無に関わらず医療サービスを受けられる共生社会の実現を目指します」と述べた。

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