カンボジア代表のゼネラルマネージャーを務める本田圭佑氏がインフルエンサーで結成されたサッカーチーム・WINNER'S(ウィナーズ)を激励した。

　ユーチューブの『eFootballチャンネル』で活動の様子を発信しているウィナーズ。15日に最新の動画をアップすると、チームは沖縄へ向かった。豪華なプール付きのホテルを貸し切り4日間の合宿。最高の環境にメンバーの顔からは笑みがこぼれた。

　到着早々ミーティングが行われると、チームを率いる那須大亮監督から選手一人ひとりに課題や要求を伝える。すると、最後に「ある人からメッセージをもらっています」と一言。画面がビデオメッセージに切り替わるとそこには本田氏が映っていた。

　本田氏は挨拶を終えると、「ユーチューブ界最強のサッカーチームを目指しているというふうに聞いてます」と続け、自身が立ち上げた『EDO ALL UNITED(東京都2部)』との対戦を自ら申し出る。また、本田氏は「僕自身今フリーですからオファーをもしいただけるのであれば…」と切り出すと、「那須さんが監督をやられているんですよね? 僕も監督業をやっているんで、那須さんと僕の入れ替わりというのも…」と監督交代を打診。この言葉には、本田氏公認のサッカー系ユーチューバー・MAKIHIKA(マキヒカ)を中心にメンバーたちが歓喜した。

　映像が終わると、指揮官に「一番喜んでたね」と振られたマキヒカ。「入れ替わるみたいですね。本当にありがとうございました」とにこやかにお礼を伝えるも、「入れ替わりません」と冗談だった模様。ただ、マキヒカには個人的なメッセージが届いていており、ここで“不正”が発覚した。

　以前から交流があったマキヒカに対して、「特段なんか初めましてとかはないんですけど」と話すと、本田氏は「強いて言えば、オーストラリアで言ったときの、モノマネのライセンスフィーがまだ僕の方に支払われていない。その支払いだけお待ちしています」と“モノマネライセンス料”の未払いを密告。EDO ALL UNITEDとの対戦でウィナーズが勝利した場合、ライセンス料免除で折り合いがついた。

　もちろん、こちらも本田氏の冗談。ただ、EDO ALL UNITEDとの試合は実際に行われるようだ。マキヒカは「もうウィナーズに入って一番うれしかったですね。やっぱり大好きな選手なんで、本当に嬉しいです。ありがとうございます」と感謝。「ONE TOKYO(現EDO ALL UNITED)というチームのセレクションを受ける受けない、マキヒカどうなるのか? みたいなことをニュースでも取り上げていただいたりして、結構僕も縁とゆかりのあるチームなので、そこに勝ちたい」と意気込みを伝えている。