東京都地区サッカー連盟・千代田区サッカー協会のillmassive(イルマッシブ)が2023シーズンの新メンバーを募集している。

　主に都内で活動するillmassiveは、2007年に発足した社会人サッカーチームで、東京都地区サッカー連盟・千代田区サッカー協会に所属。今年で創設16年目を迎える。他の社会人チームと異なる特徴として、チーム発足時から都・県リーグに所属しない「リーグ無所属」という独自のスタイルを貫いている。

　東京都地区サッカー連盟・千代田区サッカー協会に籍を置き、毎週土曜日・日曜日が活動日(主に日曜日)。関東リーグ1部・2部や都・県リーグ1部・2部といった社会人チームとの練習試合や公式戦を行っている。2022シーズンは元Jリーガーを擁する関東リーグ1部の南葛SCや同リーグ2位の東京ユナイテッドFCとの練習試合も実施。千代田区サッカー協会が連携協定を締結している東京ユナイテッドFCとは今後、チーム間の連携が強化される予定だ。

　都・県リーグ無所属ではあるが、過去には『東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)』『区市町サッカー選手権大会』『横浜市民大会』など、複数のカップ戦に出場し、年間20試合近い公式戦を戦っている。優勝歴も多数あり、ビジョン・ミッション・存在意義に共感したメンバーとともに、年々、着実に力を付けてきた。

「サッカーをやめる人を減らす新しい選択肢になる」との存在意義に基づくサポート環境も抜群だ。毎週土曜日・日曜日に都心からアクセスしやすい人工芝グラウンドを自前で確保。都内の社会人チームにありがちな都外の遠方地での活動や夜遅い時間帯での活動は皆無で、メンバーの休日を尊重するスタイルだ。また、年会費や月会費はなく、チームの衣類はすべて無償で支給されており、選手の金銭負担は社会人チームでは異例のゼロとなっている。

　選手一人ひとりのライフスタイルを最大限尊重し、多様性を認め合うチームカルチャーから、平日にチーム練習は行わない(希望するメンバーには練習する場の提供は行う)。個々人が自己管理をし、週末の活動に向けたコンディション調整やスキルアップ、チーム戦略・戦術の理解を重ね、各公式戦での目標達成を目指す。

　選手は、大学体育会出身の社会人が過半数を占め、元JFL選手も在籍。「サッカーは高校・大学時代で終わり」と一度は“踏ん切り”をつけたものの、illmassiveと出会い、そのスタンスに共感し、サッカー熱が再燃したメンバーや、「サッカーをやめること」を踏みとどまったメンバーが大半だ。メンバーの職業もさまざまで、全国高校サッカー選手権で活躍した大学生も在籍している。

　今回募集するのは全ポジションだが、特にGK、DMF、FWを優先するという。また、「毎週日曜日の活動に必ず参加」が条件となる報酬ありの複業契約も用意されている。

【募集概要】
■募集ポジション
全ポジション。ただし、GK、DMF、FWを優先して募集。
■求める人物像
・原則として2023年1月1日時点で18歳以上(学生OK)
・チームの在り方(ビジョン・ミッション・存在意義)に共感でき、責任を果たせる人
・地域・都・県リーグにこだわらず、仕事も全力で打ち込みながらチーム活動に貢献できる人
■メンバーの出身校(一例)
駒澤大、早稲田大、専修大、東海大、拓殖大、東京学芸大、青山学院大、流通経済大、産能大、日本体育大、関西大、関西学院大、同志社大、静岡学園高、東海大相模高など
■活動日・場所
毎週日曜日または土曜日。主に都内で活動。遠方地はなし。
■選考形式
①応募フォームより問い合わせ
②チームより返答
③体験参加、面談を経て決定
■複業契約
毎週、日曜日の活動に参加し、ピッチ内外でチームに成果で貢献できる選手を対象。報酬は最低金額2.5万円から。契約は単年の業務委託契約(3か月ごとの契約見直しあり)。
■備考
その他、チームの詳細は公式Instagramまで。

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